見出し画像

異国でこんなにも頑張っているのになぜかいつもみじめな理由|オーストラリア

ここ最近オーストラリアは、「ワーホリ」「出稼ぎ」で有名になり、一部界隈では夢の楽園のように捉えられている気さえします。

再び、そんな楽園に舞い戻ったアラフォー。

世界で一番かわいい哺乳類である夫と結婚し、幸せなはず!なのになぜか、オーストラリアに来てから気が休まることがありません。

オーストラリアに来た理由

前述した、世界で一番かわいい哺乳類の夫と結婚を機にオーストラリアにやってきました。

日本では、大学卒業後からずっと学校の先生。

色々ありましたが、先生の仕事は大好きでした。

特に未練もなく、辞めてオーストラリアに来たのですが・・・。

オーストラリアに来る前の仕事のプラン

プランA

学校の先生の仕事は大好きでした。でも、精神的に本当にしんどくなることもありました。

もう人と関わるのはやめよう。

在宅ワーカーになりたい!

と、色々やり始めたのですが、すぐに芽が出る訳でもなく早々に挫折しました。

そして、オーストラリアで夫以外ほぼ知り合いがいないので、家にこもっていると、気が狂いそうになったのも事実。

プランB

日本での学校の先生の経験を活かして、現地の学校で先生のアシスタント的な仕事をする。

無職期間3か月の末、晴れてこの仕事をゲットしました。

大誤算

日本にいるときから、今の仕事のことは知っていました。

条件などを日本で調べていると、全く悪くないし、自分に向いている!
と、感じていたのですが、ここで大誤算。

求人に載っている年収と実際に支払われる年収に大幅な誤差があったんです。

私の仕事は生徒のサポートなので、生徒がいる期間しか給料が発生しない。つまり、スクールホリデー中は無給。

なのになぜか、給料はフルタイムでスクールホリデーも支払われた場合(先生と同じ条件)で、求人に書かれていたのです。

おいおい・・・

でも、そんなおいしい話ないよな。と、今では思います。

みじめさは稼ぎに比例する

これは、あくまでも私の場合です。

私は大学卒業後から、金銭面では誰の世話にもならず生きてきました。

大学の学費はほぼ奨学金で、今も返済中。
オーストラリアの大学院の学費も生活費も全て自分で貯めました。

こんなにも自立していたのに・・・。

今の給料では、全く自立できません。

それがストレスでストレスで。

日本人に話すと、
「旦那さんがいるから大丈夫。」

夫は、彼の業界の中では給料も高く、夫婦2人なら生活は何も困りません。

問題はそこではないんです。

問題は私自身。

金銭的に自立していた人から自立を奪われたら、こんなにも日々がみじめだとは、想像もしていませんでした。

また、こんな風に励ましてくれる人もいます。

「異国で第二言語で働いてるだけ偉い。」

偉いかもしれませんが、そこに十分なお金が伴わないと、私は満足できません。

今は、これを脱するためにいろいろと模索中です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?