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花のお江戸は日本橋 苦悩と悲哀を乗り越えて


人々よ。

お江戸日本橋を舞台に、葬具屋、花屋、奉行所同心、夜逃げ呉服屋などそこに生きる市井の民の悲喜交々の人情ご描かれる6編の短編集。

歴史小説、時代小説に魅せられるのは、そこに描かれる喜びとの出会い方や、苦悩や悲哀に遭遇した時にそれを乗り越えるきっかけや、周囲の人間が温かく優しい人情が見えるからだと思う。

時に死や、お家取り潰しもあるが、そこに一抹の救いが必ず描かれる。

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