出逢うモノ、手放すモノ。

こんにちは!

フィリピン留学帰りのはるかと、クリエイター3年生のまきこ。道を外れたアラサー薬剤師たちが毎週末に送り合う、はるまき交換日記

今週はまきこがお届けします。


先週は、ご実家のお片付けに励むはるかちゃんが、それを始めたきっかけや、独自の断活ルール3つ、そして、断活を進めて気付いたことを語ってくれました↓

(冒頭で、わたしを褒めてくれてありがとう。大切にしたい、磨いていきたいと思っていることを評価してもらえて、嬉しくてこそばゆかったです)


さてさて、はるかちゃん…

どこに進むか決めかねている今、モノとのお別れを終わらせることが出来ると、新たな出会いも生まれてくるかな?って期待して、今回、徹底的に断捨離をすることにしたんだ。

ウイルスの影響もあって次の進路が決められない中、時間と前向きに向き合えててステキね。


手放す過程で両親の愛をたくさん感じることができた

て気付き、おもしろい!
手放すことって一見、愛を捨ててるようにも捉えられそうだけど、逆にそれを確かめられる時間になってるのね。

家族の気持ちや思い出、どれもちゃんと大切にしながら捨てると残すを区別していて、はるかちゃんがモノと丁寧に向き合っているのがすごく伝わったし、いいなぁ、いい家族だなぁって思ったよ。


もう一つの気付きも、とても好きだった。

過去は変えられないって言うけど、過去の感情だったり、出来事のとらえ方っていうのは変えることができて、それによって、自分のことを前よりも少し好きになれたような気がするんだよね。

この言葉、去年の秋に映画が公開された「マチネの終わりに」を思い出す!

この物語の中でも、過去の捉え方の変化は1つのテーマになっていて。過去って変えられないようで、未来によって常に変えられる、実は繊細で、感じやすいものだったんだなって、ハッとさせられたんだよね。
(他にも大きなテーマがたくさん入ってるし、主演の石田ゆり子さんは美しすぎるし、マチネの終わりにまた観たくなってきた…!)

はるかちゃんはお片づけを通してそれに自分で気付いて、過去も今も良い方向に変えられたんやね〜!すごい!



まきこは、モノをこだわりを持って選んでいるイメージがあるんだよね。 持ち物はいつもコンパクトで、“まきこスタイル”に合ったモノを選んでると思う。 ルームシェアしてるお家も、モノが少ないって言ってたし、まきこのモノ選びのこだわりとか、ルールってどんなことがあるのかな?

まきこスタイルって笑 

わたし、自分に合ったもの選べてるかね? そんな風に言ってもらえて嬉しい!

すでに80%のお片付けを終えたはるかちゃんに伝えられることがあるか自信ないけど、今日はせっかくだから、モノ選びで自分なりにこだわっているお買い物ルール、手放しルールをまとめてみるね。


(書いてみたらすごいストイック風になったけど、実際は下のようなことをすごくゆるく、しんどくない範囲で続けてます。笑)


まきこのお買い物ルール

⑴自分の暮らしに合った、物語を語れるものを買う

薬剤師からクリエイターになって、今はお金より時間の方が多いから、お買い物はすごーく吟味してて。


欲しいものに出会ったとき、最初はヒトメボレだったとしても、パッて買わないでまずは自分の暮らしを想像して

わたしの暮らしに馴染むものかな? 眠らせずに使ってあげられるかな? お手入れとか、どんな問題が起こりうるかな?

そんなことを、たとえ100均であってもじっくりじっくり考えてるよ。

欲しいものと向き合ってるだけだからその時間も楽しいし、そんな風に買ったものはしっかり物語を語れる、愛着あるものに育っていくことが多いなって思う。


⑵この買い物は 投資・消費・浪費 どれだろう?

よく言われることだけど、お金の使い方はこの3つに分かれるよね。だから、お買い物するときは、これって3つのうちどれに当てはまるかな?て考えてみてるんだ。

わたしの場合、お勉強のための本やお絵かきグッズ、健康のための食材は未来への投資。日常で使う消耗品は消費。たまに食べたくなるコンビニの肉まんやアイスは浪費かもしれない。

投資であれば、それは未来の自分に返ってくるから積極的に使いたいし、消費はできるだけ少なく、浪費は「これは浪費」て思いながらたまに使う分には人生を豊かにしてくれるけど、無意識に使いすぎることは避けたい…。


⑶お買い物をするときは出口も考える

例えばお洋服なら、

何パターンも着こなせるかな? どのくらいの期間着られるかな? ボロボロになるまで着てあげられるかな? 着なくなった後はどうする?

本なら、

読んだ後は、取っておく?誰かにあげる? フリマアプリで売れるかな? むしろフリマアプリで買えないかな?


自分にとってだけじゃなくて、モノにとっての一生も考えてみるというか。

自分が把握しきれないほどたくさんのモノは持ちたくないし、だからといってモノをできるだけゴミにはしないであげたいから、「循環」はかなり意識してるよ。





とはいえ、買ったお洋服をうまく着こなせなかったり、たくさん使うはずだったものが眠っていたり…

まだまだ、お買い物に失敗してしまうこともいっぱい!

そんなときは、下のルールで自分にとっての不用品を手放しているよ。




まきこの手放しルール

⑴1つを買ったら、1つ以上、できればゴミにならない方法で手放す。

人によって持ち物の適正量は違うから、少なければ少ないほどいいとは全然思わないけど、わたしにとって、自分の持ち物はまだちょっと多いかなって思ってて。

服も、本も、小物も、なんとなく“このコーナーを超えない”っていうのは決めてる。

だから必然的に、1つ超えたら少なくとも1つ以上は手放すことを考えるし、逆にお買い物をするときも、

「これを買ったら、あれとあれが手放せてクローゼットがスッキリするなぁ」

とか考えてる!


ちなみに手放し方は、状態がいいものは人にあげる・フリマアプリで売る・BOOK OFFで買い取ってもらう… ボロボロなものは、掃除道具にしたりして、ギリギリまで使ってあげてから、捨てる。


⑵趣味のモノは、各最小限

ミニマリストだねって言われたりもするんだけど、はるかちゃんは知ってる通りわたしは多趣味なので、今のところ本当の意味でのミニマリストにはなれないなって思う。

お絵かきグッズ・カメラグッズ・本は放っておいたらきっとお財布が許す限り無限に増えていく。

だからこそ、それぞれは使ってあげられる最小限に抑えるようにしてて、使わなくなった画材は手放すし、カメラも1つ買ったら1つは手放す、本は棚を超えないってルールで空間全体はできるだけスッキリさせようとしてるよ。


たとえモノがたくさんあっても、ちゃんと使い分けができる人はここまでする必要ないと思うのだけど、わたしの場合、たくさん物があっても、結局1つしか使わなくなっちゃうんだよね…。笑 


⑶思い出のモノとの付き合い方

難しいよね。

わたしはこれも趣味のモノと一緒で「必要以上にあったら逆に振り返らなくなる」とは考えてて、懐かしい気持ちになっても気持ちが上向きになるものでなければちょっとずつ手放していってるかな。

とはいえ、はるかちゃんも書いてたように過去の解釈って後から変わったりもするから、思い出のものに関しては急がず、ゆっくり少しずつ手放していくのでいいのかなって、気楽に考えてる。


ただねー、思い出のものって時間がたつほど捨てにくくなる気はするよね。

だから、無理に手放さなくてもいいけど

「未来のわたしのために、手放すなら早いうちにやってあげとこう」

みたいな気持ちは心においててもいいのかもね。





わたしのルールはこんな感じです。いつもの何倍もの長さ書いてしまったから、最後まで読むの大変じゃなかったかな。笑

(ほんとうはまだまだ書きたい)


今日の日記で、これまで自分で思っていた以上に、モノと強く対峙していたんだなってことに気付けました。はるかちゃん、言葉にする機会をくれてありがとう。




はるかちゃんに聞きたいこと

次の交換日記が返ってくる頃には、はるかちゃんはもうお片付けを終えて、いよいよ次の進路決めに進むのかな?

フィリピン留学から帰国して3ヶ月、これからのはるかちゃんの物語について、今思ってることを教えてくださいな。


次の日記も楽しみにしてるね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?