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主催展「架空の推し、つくりまし展」終了

主催グループ展「架空の推し、つくりまし展」無事終了しました!
来てくださった方々、イロリムラさん、架空の推しを共に創りあげ、半年間その幻覚を見続け参加してくださった皆さん、本当にありがとうございます。
まさかこんなにも大反響の展示になってくれるとは思いませんでした。
クチコミで来てくださった方や一度来てくれた方がお知り合いを連れてきてくださることなどが多く、本当にありがたかったです。

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この展示は11名で「芹沢柊真」という架空の推しを創りあげ、それにまつわるものを制作し並べた、「推しがいる人あるある」が詰まった、インスタレーション合作でした。
あらゆる所に柊真くんの解像度を上げる仕掛けを用意し、皆さんの記憶の中に柊真くんを埋め込むことに成功したと思います。

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柊真くんの設定は、出展者全員で「〇日の△時に見た目を募集します」「■日の✕時に経歴を募集します」といったことを半月にわたり繰り返し、矛盾が生まれぬよう練っていきました。身長年齢体重は全員の希望の平均とし、名前やグループ名はメンバー内から公募後投票で決めました。

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そして生まれたのが「芹沢柊真」。5人組アイドルグループ「CoNFETTI」の一員という設定です。
ファンアートや公式グッズ、インタビューや歌詞、架空のオタクのツイートや誕生日プレゼント、ライブの時の記憶や過去のイベントのブース···アイドルオタクの頭の中に入ったような空間造りを目指しました。
柊真くんの解像度をあげるため、今回の展示では沢山の装飾を用意しましたので、紹介していきます。
まず、フォトスポットとして「売れていなかった時期のサイン会ブース」を用意しました。
壁からサインを貰う写真、壁にプレゼントを渡す写真が撮れるというやばスポットです。
最終日は誕生日仕様に。

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会場に散りばめられたLINEトーク画面は、実際に私とかわひがしさんが架空のオタクになりきり、アドリブで会話したものです。展示物に関する話題も織り交ぜ、作品同士を繋ぐ仕掛けとして用意しました。

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入口横には会話から名言ぽいワードを取り出し、アクスタ用フォトスポットを。

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かわひがしさんの発案により会場の隅に置かれたスーツケースは遠征後の荷物。すぐにまた行くので必要なものだけ抜いてそのまま放置。

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柊真くんの身長(177cm)を示すパネルも用意しました。実際に推しの身長をマステで部屋に貼ってる人もいますよね。

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「また来ます!」と言ってくれる方のために野良のツイートを増やしたりも。

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会場奥には柊真くんのシルエットが!
これはまず舞台づくりの経験者でもあるふたばさんとかわひがしさんにアイデアを伝えた上でどう実現させるか話し合い、やり取りを重ねつつかわひがしさんに制作してもらいました!
明るい昼間は点滅したりも。電気を消すとより鮮明に現れました。ライブでの登場直前、といった感じで、三方向からライトで照らされているイメージです。

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会場のボルテージが最高潮に達した時、幕がおり、柊真くんが登場するのです。
小ネタですが、この白幕、中央の柊真くんの箇所に香水をつけており、近づくと少し香るようにしていました。
DOLCE & GABBANAです。

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私今回はなんと架空のアイドルグループの歌詞を書き、それに対するレビューも書きました。

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男性目線で且つ、相手の性別を特定する表現は使わない、というマイルールを設け(推しが異性愛者とは限らないし、聴く側の性も様々なため)、音をはめても成立するよう文字数や韻の踏み方等考えてつくりました。

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パネルは歌詞カードをイメージし、正方形作成しました。

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レビューはAmazonを参考にし、歌詞を書く時にイメージしたサウンドがなんとなく伝わるような記述を盛り込みキャプションの役割を持たせました。

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アルバム1枚作れるくらいは欲しかったので、10曲+トンチキ短ラップを書きました。

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それぞれにかけた時間は短いもので30分くらい、長いもので1日くらいでしょうか(おふざけラップは2分で書きました)。

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メロディが先にあったほうが自分は歌詞書きやすいなと思いつつ、頭の中で鳴っている音をアウトプットする力は無いので歌詞に専念しました。

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会場は無音でしたが我々には聴こえているという体です。

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楽しかったので作詞は機会があればまたしてみたいなと思いますが今後あるのかそんな機会。

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また、今回サインはLingLingさん、グループロゴはsumotanuさんが考案してくれました。ありがとうございます。お陰様でみんなの作品に活かされました。

DMデザインはyUneshiさん、きのねのまことさんによるものでした。推しには輝いていてほしいので、ペルーラ スノーホワイトというパール加工された紙をDMとして印刷する際選びました。

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エンディングを飾った誕生日ケーキは、真柄あゆみさんの作品を元に、以前のさそり座展の際に偶然知り合った元パティシエのムロタさんに依頼しました。素敵な出会いに感謝です。


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以上、今回はこんな感じの展示でした!大好評でハッピーです!💚

架空グループの柊真くん以外のメンバーの展示も望む声が非常に多かったという嬉しい事実を受け止め、現実的に可能かどうかを模索していきたいと思います。
もし実現したそのときは、ぜひまたお越しくださいね。
ありがとうございました。













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