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ダンスで伸び悩む人の【意外な共通点】を分析!①初級編


私HASSY、インストラクター歴今年で11年目に入りました。
出会った生徒の数でいったら今まで何人になるんでしょうか、、、多い日だと1日に200人ぐらいに教える日もあるので、色んな生徒を見てきたHASSY視点ならではの【伸び悩む人の共通点】を、このちっちゃくてプリっとしたカワイイ脳みそを搾りに搾って見つけていきたいと思います。


特に今回は一番悩める人が多い【初心者レベル向け】においての共通点。
始めて0〜4年、もしくはそれなりにしてきたのにずっと始めたての人と同じレベルから抜け出せない人あたりに多い共通点をあげてみましょう。

【※あくまで個人的な見解です。科学的根拠はありません。とは言いつつそれなりに心理学やスポーツの世界でも共通する話です。一応真剣に受け止めてね!一応!!】


【目の動き】が示すその人の性格


目の動き?!そんなとこ見てはるんすか?!
こわ!この先生!とか思わないでくださいね。笑
(※また近々書くと思いますが僕は《HSP》という特性があるので人よりも細かい部分に目がいくので、、、)

さて、この【目の動き】ですが、実は頭の使い方(心とも言える)と非常に関連性が高く、目の動きを見てればその人の性格も見えてくると言っても過言ではないレベルです。

僕は精神疾患を治すために《メンタルトレーニング》に通っていましたが、そこでも『目のトレーニング』を何度もさせられました。
そんなとこも解説しながら、いくつかのパターンをあげていきたいと思います。


【パターン①】視野が狭く一点しか見えていない


たとえばレッスン中、先生がスタジオ内をあちこちまわって複数の生徒に声をかけたりして、生徒と生徒の隙間を通り抜けていくときに、

生徒の腕が先生の顔にバシっ!!と当たることなんかもたまにある話です。
(※別に僕に当たったことがある生徒が全員下手だと言ってるわけではありませんよ笑)


ダンスは常に全身を同時に動かすものです。
腕だけ、足だけ、一部分に集中して見ていると全身の動きをとらえられないので、シルエットもカッコよく作るのが大変ですよね。

つまりは上手い人の目の動きというのは、鏡に映る自分の一部分ではなく、常に全身をボヤっと見ているハズなので、その後ろや横にいてる先生の存在に気付いても不思議ではないもの。

ですが目が一点集中状態で広くとらえていない人は気づかない、つまり自分の動き自体も身体全体を広くとらえられていない可能性が高いんですね。

《分析!》ダンスに限らずこういった目の動きをする人に多いのは、心理的・性格的な繋がりからみると【のめり込みタイプ】。
目の動きと同じように心も一点集中しすぎなケースが多く、何かがキッカケでプツンとやる気が途切れてしまったり、普段はちゃんと話を聞けるのに自分にとって嫌なことだと話をちゃんと聞けていないことがあったり。
こういった人は【心に柔軟性を持つ】ことで目の動き方も変わっていくと言われています。
スポーツ選手が調子の悪いときに視野の広さを確認すると、元々視野が広かったにも関わらず、調子がいいときに比べて大幅に視野が狭くなっているということもあるんですよ。


【パターン②】目があちこち動きすぎる


パターン①の逆版。視野が広すぎるから周りが気になるのか、周りが気になるから視野が広くなっていったのか、おそらく後者だとは思いますが【目の動きが多すぎる】というのも共通点ですね。

先ほども言った通り、ダンスは常に全身を同時に動かすものであり、いくつもの異なる動きを全て同時にするには高い集中力が必要です。

その集中力が過剰に働きすぎると一点しか見れない【パターン①の視野が狭いタイプ】になってしまいますが、
逆に自分の身体以外の部分に意識がいきすぎれば、もちろんコントロールも上手にできなくて当然になってしまうわけなんですね。

集中したいのに集中できない、集中していたハズなのに不意にほかのことに意識が持っていかれる。

そういう人の【目の動き】というのは必要以上にあちこち動いているんですよ。

《分析!》ダンスに限らずこういった目の動きをする、人に多いのは、心理的・性格的な繋がりからみると【ネガティブタイプ】ですね。
こちらのタイプは過去のブログ『メンタルの弱さを克服する方法』『他人と比べるのをやめられない』を見てみるのもありかも。行動する前に頭で処理しがち、心のザワつきが多い、など自分自身でも上手くいかない理由を理解しているケースが多く、理解しているからこそ『そうなっている自分』を必要以上に大きく意識してしまいがち。
そうやって自分の影に足を引っ張られ、自分の持ってる力を最大限発揮できていないという人はめちゃくちゃ多いんです。


解決策は【バランス感覚】にあり


要は『何事もバランス』というやつですね。

栄養が良いからといってそればかり食べていると過剰摂取、身体には悪い結果に繋がってしまうように、目の動き、視野の広さというのは【一点集中で狭すぎ】ても、【周りに目がいき視野を広げすぎ】てもダンスの上達の邪魔になってしまうもの。

プロスポーツ選手の試合後のインタビューを見ると、不思議とみんな同じような喋り方をしてますよね?

なぜ同じようになるかと言うと、『感情的に現状を処理せず、落ち着いて確実に前に進むことを淡々と考えるようにしている』からです。

感情、という部分は人それぞれですが、目の前にある『やるべきこと』をどう進めれば効率よくいくか、どうすれば結果に繋がるかというのはある程度方法があるもの。

どれだけ熱い気持ちがあっても、その勢いだけで進んでしまっては効率よくいかない。気持ちだけで突き進まない。
どれだけ失敗しても、落ち込んだり怖がったりしたところで変わらない。落ち着いて改善していく。

常に視野を広く、でも広げすぎず保ってるんですね。

ダンスが好き!上手くなりたい!失敗したくない!そういった気持ちは必要ですが、気持ちに振り回されてしまっては逆効果。

強い気持ちは魔法のようなもの。魔法を扱う技術を身につけてこそ、意味があるんです。

なかなか上達できずに悩んでいる方は、目の動き、心の動き、意識してみてはいかがでしょう?


〜おまけ〜

『そんなんわかってるけど簡単にできないんだよ!難しいんだよ!』って思った方、きっといるはず。そんな方に一言!その発想自体が『バランスのとれてない発想』ですよ!自分が難しいと思ったら『難しいものだ』という一点しか見えない、自分には難しいと感じたら『今までやってきたつもりだしこれからもできる気がしない』と目の前のやるべきことに集中できない。そういった発想があなたの成長を遅らせてしまってますよ。余計なことを考えず淡々と。大事です。

頭の良さを数値で表したものを《IQ》といいますが、実は【心の知能指数】と呼ばれる《EQ》というものが存在するのをご存知ですか?

自分の心をどれだけ上手に扱えているか、その数値を計るものです。今回のブログの内容が自分に当てはまるという人は一度勉強してみてもいいかも。↓



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