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【衝撃】上手くなりたい!なんて気持ちは捨てるべき理由


『もっとダンス上手くなりたいです!』
『どうやったらもっと上手くなれますか!?』

こういった相談、質問、よく受けます。

そりゃね、上手くなりたいよね。
ダンスやってりゃ全員が思うことでしょう。

ん?その皆の気持ちが【捨てるべき】だって?!

ということは、ダンサー全員を敵に回すようなタイトルをつけてしまったのか、、、こ、怖ぇ。笑


そもそも【上手い】ってどういうこと?


今日は恋人に初めて手料理をふるまう日!

美味しく作れるか心配になりながらもあなたは恋人に尋ねました。

『何が食べたい??』

すると恋人は答えました。


『美味しいやつ!!』



いや、『美味しい』って言われても濃いのとかあっさりとか、和風とか洋風とか、肉系とか野菜系とか、米とか麺とか!なんかゆーてくれよ!!

ってなるのわかりますか??


これ、ダンスも同じなんです。

【上手くなりたい】って言うけど、

【上手い】ってどういうことを言うの?

・カッコいいこと
・キレがあること
・表現力があること
・振付をすぐ憶えられること
・身体の使い方が細かいこと

などなど、色んな【上手さ】があるし、しかもこれ、【全部練習の仕方が違う】んです。


料理も同じ。

食材も調味料も全部必要なものが違うのに、何も決めずに【美味しいもの】は作れないですよね。


憧れは【目的地】にならない


あなたはアメリカに行きたいと思いました。

『あー!アメリカ行きたい!よし!!行こ!』

今の時代便利ですよね。
スマホで何でも調べられます。

あなたはGoogleマップを開き、ナビ検索し始めました。

目的地『アメリカ』と。


さぁ、これで本当にアメリカにたどり着くのでしょうか??

無理ですよね。

本当にアメリカに行くならどう調べますか?

まず、アメリカのどのエリアに行きたいのか。
そのためにはどの空港にたどり着くべきなのか。
そしてその空港には、どうやって行けばいいのか。
飛行機のチケットを買って。荷物をまとめて。
そして最寄駅から空港への電車の時間を調べる。


これが憧れのアメリカへたどり着くための手段です。

『アメリカへ行きたい』その気持ちがあってこそのスタートではあります。

でもしなくちゃいけないのは、

【具体的な目的地を持つこと】
【具体的な道順を考えること】
そして
【必要なものを揃えること】。


【ダンスがもっと上手くなりたい!】

これも全く同じ話なんです。

【どう上手くなりたい】のか。
今の自分とどう違うのか。何が足りないのか。それを手に入れるためには何が必要なのか。

まずはそう考え出すところから始まります。


実現させる気のない【夢】なら捨てろ


少し厳しい言い方をしますが、

本当にアメリカに行く気があるのなら、
人は【具体的】なことを知ろうとするものです。

アメリカのどこがオススメだろ?
チケットってどこで買うのがいいんだろ?
などなど。

ダンスもそれは同じ。

本当に『上手くなろうとしてる人』は、

『上手くなりたい』と言うよりも、

『もっとパワーが欲しい』
『もっと心に響く踊りがしたい』

そんな風に【具体的】な目的地を決めているものです。


それを『アメリカ行きたい!』と思いながらも
家の中でSNSを見てるだけでは現実になるわけがない。

そんな実現させる気のない【夢】は捨てて、

ハッキリとした【目的地】をまず決めてみよう。

そして次は【現在地】を知ること。
自分はどのレベルなのか。
遠ければ遠いほど気持ちは萎えてくるでしょう。

それでも行こうと思えてこそ【目的地】。
【夢】が【目標】へと変わっていくはずです。



〜おまけ〜

朝起きたら別人になってないかな?!とか、憧れのあの人曲がり角でぶつかって『あれ、、?入れ替わってる?!?!』ってならんかなーとか、思ったことあるかな?笑
そんな夢の妄想ストーリー起きるハズもなく、現実はもっと生々しいもの。
朝起きたら、前の日の夜に食べ過ぎた糖分や脂質は脂肪にかわり体重は増え肌は脂っぽくなるだけで、曲がり角では憧れのあの人はぶつからず知らん人が突然現れ『ビクッ!』となるだけ。そんなことを考える時間があるなら、食事管理をして体づくり。そして磨いた自分で憧れの人に話しかけにいく。本気で欲しいものがあるとき、人は現実と向き合い始める。ってね。


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