ブックカバーチャレンジを途中で断念した理由
あなたの心の成分をカタチにしたい。
お墓デザイナーのオドモリョウです。
今、Facebookなどで、拡散され、毎日のように見かけるチャレンジ企画の1つ「ブックカバーチャレンジ」
わたし、その「ブックカバーチャレンジ」…途中でやめしました!!
しかし、なぜ、私がチャレンジを断念したのか…??
どうでもいいことかもしれないけど、言葉にしてみたくなった。
まず、言い訳を書く前に「ブックカバーチャレンジ」が盛り上がってる理由を考えてみました。
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1.コロナの影響で家のなかにいることが多くなり家時間を有効に使うことが、今はポジティブな考えだという風潮
2.「読書習慣の普及」を目的にしていて、参加することに公共性が感じられ良いことをしてる感覚になる
3.参加はブックカバーだけを上げる、説明は無しという気軽さ
4.あの人はどんな本を読んでいるのか、その人の大切にしていることが透けて見えるようで面白い。
5. 知っている本があると、共感できて嬉しい
6.チャレンジする側として、こんな本を読んでいるんだって、みんなに伝えられる。いやらしい言い方するとセルフブランディングになる。
7.7日間やるので、友達の人数によっては誰かしらやっているので目につく
8.毎日、バトンを渡すので7の指数関数的に爆発的な広がりをを見せる。私が7人に指名して、その人が真面目に7人を指名したら823,543人
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これだけ全国で広がった、すごいチャレンジ企画です!
SNSらしいしかもFacebookらしいなって。
これを始めた方や私を指名してくれた方、そして、今もチャレンジしている方には申し訳ないのですが、私はやってみて、違和感が…。
これ何のためにやっているのか?
目的が「読書習慣の普及」だとしたら、みんながこの本を読んでみたくなるようなオススメポイントを書きたい。
だけど、説明しちゃダメって書いてあるから書きたくても書けない。
本の紹介者自身に興味があって、どんな本を読んでいるのか知りたいならいいのですが、そうではないのならわざわざ調べてまで内容のことまで見ないなーって。
ブックカバーの写真だけでどれだけ伝わっているのだろうか?
これを機会にみんなに知ってもらいたい本なら7つも上げる必要はあるのだろうか?
私は、指名されてから、とりあえず本棚から7つピックアップしましたが、ちゃんと選ぶなら、読み直したいところだけど、毎日、アップしなくてはならないという期日に追われ無難な本を選んでしまっている自分がいました。
本の表紙やタイトルだけでは、内容までは想像出来ない。
Amazonでチェックすればいいと言われればそれまでだけど、私個人としては、現状、そこまでの衝動にはなってない。
あっ、これは私の場合です。
チャレンジだから、多少の負荷がないと面白くないのかもしれないけど、このチャレンジって、任意でやってることだから、楽しんでやることが大切なのでは?って思うのです。
私は指名された時のプレッシャーがありました。
出来なかったら、約束を守れなかったという社会的な信頼を実名でネットで世界に発信してしまうかも…。
7日間上げるのは、出来そうだけど、毎日、指名するのはもっときつい…。
相手にお願いするのも、きついし、相手だって自分と同じようにプレッシャーになっているのを想像するのは難しくない。
そして、このチャレンジが回ってくるのが後になればなるほど、負荷が増してくる。
はじめた人は、みんながチャレンジしやすい気軽な負荷のつもりで始めたと思うけど。
次に回そうと思う相手が、すでにチャレンジしているし、やってくれそうな人たちから選ばれていくので後になればなるほどきつい。
また、指名されたら、指名してくれた人に答えないといけない。そして、Facebookのように実名でやっている以上、バトンをつないだ責任を感じてしまう。
そして、Facebook上ではこのチャレンジが多くなればなるほど、そこに対しての興味は薄れる。
有名人ならまだしも、一般人、サラリーマンの私が読んでいる本に興味を持つことなんてあるのか?って思いながら、アップている自分がいる。
「読書習慣の普及」って言ってるけど、広がりを見せてる割には、その目的が達成出来ているのか疑問になった。
そのうち、「ブックカバーチャレンジ」のルールをカスタマイズし投稿しはじめる人が現れた。
実は私も1日目から変えて回していた。
「次の人につないでもつながなくてもOK」
「指名されてもスルーOK」と。
せっかくやるなら、自分にも相手も楽しく出来た方がいいかなと。
こんなこと書くのは、さめてるのかもと思いながらも、同じ思いをしている人もいるのでは?
共感になれば、気持ちが軽くなったらいいなと思い書きました。
ただの私の思ったこと、ここに置きました。
最後にこのチャレンジのおかげで、良かったこともあります。
今まで自分が何を大切にしてきたか?本を選ぶ中でに気づき、楽しかった。
そして、同じ本を読んできたよ!というコメントはとても嬉しく、読書で同じ物語を共有できることの醍醐味を教えてもらいました。
こんな遊びをまじめに受け取りすぎか??
もっと、本を読もうって思わせてくれた
「ブックカバーチャレンジ」にありがとう。
積ん読から、卒業したいなー。
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