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ネット社会に生まれた わたし

小学生の頃からネットが近くにあるのはごく当たり前だった。
Twitter、Instagramを始めたのは中学生の時。
今ではSNSを見ることは習慣化している。

まず朝、友達からのラインをチェック。
昼にInstagramでストーリーを見て
夜にはTwitterでトレンドを検索しているような
ネットの海にズブズブと浸かっている私からしたら
SNSが無い世界なんて、
あんまり想像がつかない…けど。
SNSを心の底から
100% 楽しんで使っています!
と言える自信も無い。なぜなら


SNSって疲れるんだもん!


この一言に尽きると思う。

知りたく無かったことを知ってしまったり
(仲の良い友人が私との約束を突然キャンセルし、他の人と遊んでいたことが発覚。2度経験済み。)

自分って他の人に比べて幸せじゃないのかなと思ってしまったり
(友人がきっと誰かと食べたのであろう、美味しそうな料理の投稿を見た後に食べるカップラーメンのひもじさといったら。カップラーメンは大好きなのに、いつもより美味しく感じない魔法。不思議!)

知らぬ間に話が広まっていたり
(LINEで1人と話していたことが、10分後には5人が知っていたりする。なんでやねん。)

本当にちょっとしたことだけど、何故だか疲れる。

ナスのトゲが指に刺さっている感じ。

すごい小さいトゲなんだけど、地味に痛い。

チクチクと自分の心を刺す。

そう思うようになってから、自然とSNSから距離を置くようになった。
臭いものには蓋をするでは無いが
嫌な情報はなるべく見ないように、
SNSをログアウトした。
パソコンでいう強制シャットダウンってやつ。
幸い、私はSNSをする必然性(表に立つ仕事など)は無かった為、直ぐに逃げることが出来た。
そうすることで自分がどのようにSNSと向き合えば良いのかが、段々と分かるようになっていった。

昨今、SNSでの誹謗中傷などが社会問題となっている。
画面を隔てた見知らぬ、
あるいは
知っている誰かから浴びせられる罵詈雑言。

匿名を盾にして
自身の感情を吐き出すゴミ箱のように、
見知らぬ誰かへ誹謗中傷をする人達。

SNSの強みである、
”発言の自由”が知らぬ間に一人歩きして、
負の側面になってしまったんだ。

でも
直ぐにSNSから離れよう!という訳にはいかない。
なぜならSNSは1つの情報収集の場であり、
自己表現の場であり、
コミュニティがあるから。
私達の生活に深く関わっている為、中々難しい。


時々、こんな風に考えることがある。


SNSが無かったらどうしていただろう?


もしもSNSの無い時代に生まれていたら、
今とは全く違う生活をしていただろうなとしみじみ思う。

1本 電話を掛ける為に
電話機があるお家にお邪魔したり、

駅の掲示板に恋人だけが分かるように
待ち合わせの場所を書き残したり、

遠方に暮らす家族や友人に手紙を書いて送ったり。

時間も費用も倍かかる。
遠回りをすることだってあるだろう。
今では当たり前に出来るようなことが出来ないもどかしさ。

でも、そこにはSNSで手に入れた

”自由”

と引き換えに失った

”何か”

がきっとあった。


SNSは決して悪いものではない。


正しく使えば、自分を守る武器になる。

#Metoo のハッシュタグを使って、性被害を告発した勇敢な女性、男性のように。


悪しく使えば、人を傷つける武器となる。

誰かからの心ない言葉に傷を負い、命を断ってしまう人がいるように。

どう使うかは私達次第。

だからこそ、
私はSNSと上手に向き合っていきたいと常日頃思うのである。(ポケベルが全盛期だった頃に生まれたかったと思いつつも)

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18歳のタワゴト。
読んでいただきありがとうございました。

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