バンプを17年間聴き続けてわかったことがある
作詞者の伝わってほしい意味をちゃんと読み取れている人ばかりではない。
特にバンプオブチキンの名曲達は。
「どういう意味?」
「なんの事を言ってるの?」
「考えてもわからない」
「難しくて理解できない」
「でも好きだから聴いちゃう」
17年間、アホみたいにバンプを聴いてきた。ただなんとなく好きだったから。
歌詞の意味はわからないことが多かった。
理解したいと思い続けてきた。
35歳にして、過去の嫌いだった自分と向き合ったり、自分の感情に振り回されないように試行錯誤しはじめた。
それをしなかったら、自分も愛せないままで、夫や子供を本当に愛すことなんて一生できないままだった。
嫌いだった自分をある程度受け入れたあとバンプの曲を聴くと…
不思議な事に、あんなにわからなかった意味が「こういう事だったんだ」とスッと入ってくる。
なぜ、バンプの曲に惹かれ続けてきたのか。
それは「私も知らない私の芯の部分」が内側から求めているものだったからなんだろうなと思う。
勝手で適当な解釈かもしれないが、藤くんの歌詞はだいたいこんな事を言っていると思っている。
「自分を守るのは自分しかいない」んだ。
褒めてあげるのも認めてあげるのも、自分で出来るようになったらこわいものは何も無い。
自分の感じていること(心の声)に気づいて、それをひっくるめて自分を愛そうぜ。自分のコンパスは自分の中にあるんだぜ。
「こんな自分は嫌い」と思う時があるなら、そのままの嫌いな部分も受け入れて愛してあげるチャンスが巡って来たんだ。
どうかこれ以上自分を嫌わないで、嫌った自分を愛せるのは自分しかいない。
嫌いな自分を愛したら(受け入れたら)
今いるその場所で
周りは何も変わっていなくても
天国にいるように感じるから。安心してね。
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