日野団地リノベーション　着工

かねてより計画を進めていた築50年近い団地の一室のリノベーション工事が始まりました。
大きな敷地の中にゆったりと建っている団地特有の佇まいは、懐かしい昔ながらの雰囲気を感じさせるけれど、いまの時代ではなかなか同じことができない要素が多いので、なんとなく羨ましくも見えます。今回改修する部屋も日当たりや景観の抜けがとてもよい環境にあります。

不動産屋さんとの仕事で、リノベーションして売り出すにしてもターゲット層をかなり絞って、少し新しいことをしてみようという試みでもあります。

明るく開放感のあるワンルーム空間の中に居心地のよいねぐらを、、
今回のテーマはこんな感じです。

”これぐらいの畳数はあったほうがいいだろう”、”最低でも～ＬＤＫにはしないと”的な、よく一般的に言われるであろう意見はとりあえずあまり気にしないことにしました。

決して広い空間ではないけれど、解体をしてみて構造躯体があらわれたのを見たとき、イメージしている空間づくりの方向性は間違っていないだろうなと感じることができました。とはいえ、想定通りにいかないのがリノベーションなので、解体してから再検討しなければならないことが沢山あります。

短い期間で工事がどんどん進んでいくこととなりますが、しっかりと気を引き締めて工事監理を進めていこうと思います。