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職場で「最近の新人のことが分からない」と悩む「元新人」たち

…特に、経営者や管理職の方々から相談を受ける内容です。『ジェネレーション・ギャップ』…世代間に横たわる永遠の深い川です。
そして、大抵、その後に続く言葉は「私が新人の頃は…」というもの。残念ながら、その時点で彼等(=最近の新人)を理解することは永遠に不可能となります。そして、彼等には「昔話ばかりをする面倒臭い人」というレッテルを貼られて終了です。

・電話対応や客先での営業などが危なっかしくて不安
・すごく気を遣う、優しく接しないとすぐに落ち込む
・よく「連絡事項があればメールかLINEで」と言われる

もちろん、何でもかんでも彼等に合わせる必要はありません。仕事で彼等が相手にしなければならないのは自分達より年上の「大人」が圧倒的に多いワケですから…。でも、将来の組織や社会を担う彼等が、自信を持って仕事が出来るようにフォローすることは経営者や管理職の重要な仕事ですし「大人」としてやるべきことなんじゃないかとも思います。
彼等のことを完全に理解することは不可能かも知れませんが、なぜ、彼等がそう言った行動や言動をするのか?という理由や背景を類推することは可能です。それに合わせて自分の見方や動き方を変えてみる…。ビジネスの顧客分析やトラブルの原因分析をし、戦略や戦術を変えるのと似ていますね。

築山自身も不惑の年齢を超えてますが、経営コンサルタントという仕事柄、彼等と面談したり一緒に仕事をする機会に恵まれています。そこで得た実体験を基に、現時点で言うところの新人=20代とのコミュニケーションのコツみたいなものを書いてみます。


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