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メディア露出に使う時間は週に最大6時間までと決めているので,年末年始にメディアに出るのをやめた.「収入源としてメディアに出続けるための人々」と語り合っても意味も何もないし,社会科見学的価値が薄くなってきたのかもしれない.

この6時間.多いと見るか少ないと見るか?

落合陽一です.年末年始に朝生出たり特番出たりが最近の年末年始の通例だったんだけど,自分が楽しめてないと思うようなメディアに出る時間を極力減らしたいと常に思っています.なので今年は年末年始はメディアに一切出ずに研究や創作活動に籠ることにしています.さっきカレンダーを見てたら2021年4月の予定まで埋まってきているので,なるほど時間は大切だと思いながら書いています.

メディア露出に使う時間は週に最大6時間までと決めているので,今年は年末年始にメディアに出るのをやめた話

今日はそんな感じのメディアとの向き合い方について書いていこうかと思います.そもそも年末年始の放送メディアは収録ものとか生放送ものとか一本で6時間超えちゃうので実は無駄な時間が多い,しかも暇なアンチも湧きやすい.長く出てきた中で社会科見学的価値がどう変わってきたかという話.

そもそも僕はアーティストで研究者だから,そっちが仕事であってメディアに出る費用対効果はほとんどない.なので社会科見学としての意味が強くて,趣味で出てるんだけど,意味と終わりのない闘牛やまな板の上の鯉に飽きてきたというところでもある.つまりメディアが収入源でそこに出続けたい人とは喋っても大いなる虚無がそこにあるだけだったりする.大いなる虚無は研究しないし,ポジショニングに必死だし,本流でないエンタメしたりしながら,毎日意味のない動画を上げて,時流の中で生きることに「よくない意味で必死」だ.

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