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私はアーティストでサイエンティストでエンジニアで起業家だから4ジャンル混ぜたときにどれにもエッジがかかりそうなものにしか食指が動かない.

しかしその食指を追認するために,エッジかどうか判定するにはどれにもそこそこエッジを追いかける程度にはちゃんとやってないとわからない.

わかりやすく新しいものというものは難しい.「わかりやすく新しいもの」の「新しいと言われる場所」は大抵「新しくない」.つまり新しいのはその新しいと言われるポイントではなく「インターフェースだったり使われる仕組みだったり見え方のためのテクノロジー」だったりする.この世間がいう「新しさ」というものは無知によるものが大きい.しかし,一方で「インターフェースの新しさ」・「ビジュアライゼーションの新しさ」というものは「しっかり新しい発明である(困難である)」という場所を認識することも重要である.この認識を持つためには,エッジを追いかける程度にちゃんとやってないとわからない.

素晴らしいものは素晴らしい,しかし,付和雷同する人類はそこの見極めする労力を果たそうとしない.

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3,021字
落合陽一が「今」考えていることや「今」見ているものを生の言葉と写真で伝えていくことを第一に考えています.「書籍や他のメディアで伝えきれないものを届けたい」という思いを持って落合陽一が一人で頑張って撮って書いています.マガジン開始から4年以上経ち,購読すると読める過去記事も1200本を越え(1記事あたり3円以下とお得です),マガジンの内容も充実してきました.

落合陽一が日々見る景色と気になったトピックを写真付きの散文調で書きます.落合陽一が見てる景色や考えてることがわかるエッセイ系写真集(平均で…

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