半径1mを幸せにするコミュニケーションのルール 　～５つの物語～

皆さん、記事をお読み下さってありがとうございます。

今回の記事は、私が企業や団体などで講演をする際に、よくリクエストのある「コミュニケーション力を高める方法」についてお話をする大切なことを、ショートストーリーとして小さな物語風にしたものです。

皆さんがこのストーリーをお読みになって、物語の主人公を「あ、私に近いかも・・・」などと感じたら、是非ご参考になさって下さい。

あなたが人間なら、相手も人間なのです。だから、あなたが変われば相手も何かを感じ、変わろうと思ってくれるかもしれません。

人とのコミュニケーションは“相手を変えようとすること”ことではなく、自分が変化し続けていくことなのかもしれません。

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ストーリー①

玉の輿の法則

　奈緒は大手の企業に勤める32歳の独身女性。

彼女は結婚したくて日々相手となる男性を探し続けているのですが、婚活し始めて2年経っても3年経っても彼ができないし、結婚もできません。

見かねた友人たちも、周りの独身男性を紹介したり合コンをセッティングしてあげたりもしていましたが、それでも彼氏はできません。

　どうしてなのか？　友人たちは奈緒が普段口にしている“言い分”に耳を傾けてみました。