#119:熊野純彦著『レヴィナス入門』
熊野純彦著『レヴィナス入門』(ちくま新書, 1999年)を読んだ。読書をしていると、レヴィナスの名前に出会うことは時々あったが、レヴィナスについて書かれた本を読むのは今回が初めてである。
著者の著作としてはは、これまで、『西洋哲学史 古代から中世へ』(岩波新書, 2006年)、『西洋哲学史 近代から現代へ』(岩波新書, 2006年)、『和辻哲郎 文人哲学者の軌跡』(岩波新書, 2009年)、『カント 美と倫理とのはざまで』(講談社, 2017年)といった本を読んできたが