「頑張れない」人、集合。

私、頑張れないんです。

今日は、
「私って努力が苦手」
「なかなか頑張れない」
という人に向けて、アメとムチを与える記事です。

「あの時はめっちゃ努力したんよね」
「あの人ってめっちゃ努力するよね」
「すんごい大変だった」
「あの時はしんどかったけど頑張った」

みんな生きてたら、こういった言葉を口にすることはある。
聞くこともあるしね。

だけど私は心から
「よく頑張ったな」
「努力したな」
と思ったことがない。

いつも、
「努力した」
「つらかった」
「頑張った」
という人を見ると、

「どれぐらいやれば、頑張ったといえるんだろう」
という疑問がついてきた。

それと同時に、凄くうらやましかった。
自分の限界を超えて頑張れる人たちが。

そして、なぜかそれができない自分がすごく嫌になるのだ。

そんな時、ちょっと考えてみてほしいことがある。

「頑張った」は感覚の違い

例えば、TOEICで900点を取るという目標があったとしよう。
この目標に向かってAとBという人が挑戦する。
AとBは現時点での実力はほぼ同じであるとする。

さあ、勉強をした結果二人とも900点を取りました。
AとBの勉強時間は一緒で、やった勉強内容も全く同じです。

でも
Aは「すごく努力した」というし、
Bは「うーん、努力したというか、やるべきことをやった。って感じ」という。

結果がきちんと出ていることを踏まえると、AとBは殆ど同じ量の質と量の勉強をしたといえる。

では、なぜ二人の表現は違ったのか。

それは、それぞれの感覚の差にある。

勉強をしながら、それを「つらい」と感じるか、感じないか。

これが重要。
「つらい」と感じて、それを我慢しながら勉強すればするほど、終わった後に「頑張った」「努力した」という言葉が出る。

でも、「つらい」という感情を感じることなく勉強すれば、「やらなければいけないことをやった」という言葉しか出てこないのだ。

同じことをしても感じ方が違うのだ。

あなたは十分に頑張っている。

そう考えると、私は今まで、「なにも頑張れなかった」のではなくて、やることはやってたけど、そこに「つらい」があまりなかった。というわけだ。

そりゃそうだろう、何もしていなければ今国立大学でショウジョウバエの研究なんてできてないはずだ。

だから、「あー私って頑張れない。頑張れる人かっこいい」「なんで私は頑張れないの」と思う人がいたら、一度感情を抜きにして実際に自分がやってきたことを考えてみてほしい。

ほんとに何もしてないですか?
違いますよね。
何もしてなければ今のあなたはないはずです。
「頑張った」という感情はないにしても、何かしらやってきている自分を一度認めてあげてほしい。


さあ、頑張ってみましょう。

けれども!!!

「頑張った」「努力した」という感覚がないということは、
何かをする過程の中に「つらい」がなかったということ。

「つらい」はどんな時に感じるのか?
自分のキャパを超えて何かしようとするときに感じます。

ということは、私たち(頑張ったと言えない族の人間)は自分のキャパの範囲内のことしかやらなかった。ということなんです。

このままでいると、永遠に自分の持っている能力の範囲内のことしかできません。自分の能力の開拓ができないわけだから。

私の考えでは「頑張れない」という人は、自分のことが可愛くて仕方ない人です。できる限り甘やかしたいし、つらい思いをさせたくない。私もそうです。

だけどもし、何か成し遂げたいことや、達成したいことがあるなら、自分でかわいい自分のお尻を叩いてあげないといけません。

でなければいつまでも
「あーだ、こーだ」と後悔を重ねることになります。

でも、どないしたらいいの?

そうですよね、わかりませんよね。
私も最初は分からなかったです。

なので、以下に私がやって効果があった、「自分を甘やかしすぎない方法」を書いておきます。

頑張るコツ

1)「あーもうやだなー」と思ったとき、あと5分だけやる。
2)「何があってもこれはやる」ということを作る。(私の場合はこれがnoteでした。何があっても、疲れても、忙しくてもnoteは毎日書く。自分が言い訳をできないようにすることが大切です。)
3)「もうこれ以上やりたくない。これ以上やるとつらいことがわかってる」と思うとき、やらなかったときのデメリットを考える。(この課題、読み直すのめちゃめちゃめんどくさいけど、読み直さなかったら、ミスに気づけず評価が下がるかも。とか)

この3つをやっていくと、自分の限界を上げながらも、「ちょっとつらいな」を感じられて、自分が「頑張った」という達成感を得ることができます。

今まで「頑張れなかった」人達よ、もったいないぜよ。

「頑張れない」ことが悩みな方。

あなたは自分の知らないうちによーーーくよく頑張ってきました。
頑張ったと思わないでそこまでやってこれたあなたはもしかしたら天才かもしれません。そんなあなたが頑張れないと感じて、怠けてしまうのはもったいなさ過ぎます。

これまで、何かしらをやってきた自分をしっかりほめて、これからできることをもっと増やしていったら、楽しいと思いませんか?


では、今日はこの辺で。

(あくまで、がんばりたい!と思う人に書いてます。「危うく一生懸命生きるところだった」という本の作者が言うように、ゆるーく生きるのも大いにアリな選択です。めっちゃ素敵です。私の周りにも、そういう素敵な人はたくさんいます。なので、この記事を偶然読んでしまった人よ。決して無理に頑張ろうとはしないでくれ。頑張ることが正義ではない。私は勝手に頑張りたいから、頑張ろうぜと言っているだけなのでござる。)



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