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あはは、はは。日記。

友人からクラブハウスに誘われた。断った。彼は賢い男だからその理由を聞かずに、まあなんでもいいよ、みたいなことを言ってくれた。助かる。
クラブハウスは今の気分に合わない。趣味嗜好を同じとした人間同士が閉鎖的で空虚な空間に集まり今流れている時間や、これから起こるであろう最低な事柄に耳を塞いだり目を閉じたりしても、巨人は外から容赦なく俺らを殺しにやってくる。戦わなくてはいけない。つまり平成から始まった終わらない日常は終わったってことだ。

バイト帰り、豆まきをしたくなって、そこら中のコンビニやスーパーを駆け回ったが、節分がスポットされていたであろう場所は、どこもバレンタインやひな祭りへと移り変わっていた。それが素晴らしいことだとでも思ってんのか。冷凍のさやえんどうを買って、それを外と家の中へ投げた。

「ふわっち」というアプリについて、最近知り合った絶対面白い人とTwitterでやり取りをした。中を覗いてみると、自分とは違う言語を持って日々生活している人々大勢いて怖かった。彼、彼女達に自分の言語が届かない、もしくは通用しないとしたら、俺はなんのために文章を書くのだろう。分厚い壁だが高くはない気がする。

限界と可能性、その二つを持ち合わせ、毎日そのどちらか一方極端なところに俺はいる。どちらの気分でも似たようなものだなと思った。



落合諒です。お笑いと文章を書きます。何卒よろしくお願いします。