地方移住して感じた「不自由さが人生を豊かにすること」
朝は富士山を眺めて起き、夜は檜風呂に浸かり眠る。日中ははじめましてのヒトとおしゃべりし、感情を分け合う。
約1ヶ月前に山梨県富士吉田市に移住しました。
はじめまして。私の名前はオチェと言います。趣味はキャンプとサウナ。
大学生の頃、なりたい姿や将来やりたい事がなかった私は、せめて好きなことを仕事にしようと思い、小さい頃から好きだったキャンプを仕事にしています。具体的には、キャンプ版Airbnbのような土地のシェアリングエコノミープラットフォーム「ExCAMP」を運営しております。その一部で自分でキャンプ場を運営していたりもします。以下に私がサービス、運営しているキャンプ場を載せておきますね。
ExCAMP(エックスキャンプ)
私が運営しているキャンプ場「燎キャンプ場 -KAGARIBI CAMPSITE」
改めまして、今回、山梨県にある富士吉田市という素敵な場所に移住して感じたことを私なりにまとめてみました。地方での暮らしが決してすべての人が良いというわけでないし、東京での暮らしが悪いとも思っていません。誰かがなにか新しいことをチャレンジするきっかけになれば、と思い書いてみました。
地方での生活について
インターン時代も含めると約二年、東京で働き、今月初めに山梨県富士吉田市に移住しました。いつかは東京を離れると思っていましたが、地元である北海道にUターンすること以外、考えていませんでした。しかし仕事の関係で、去年末から週に1度山梨に足を運んでいました。その時に感じていたことは、どこからでも眺めれれる富士山、湖など自然豊かな環境、そしてなんとも言えない絶妙な空気感が好きでした。
なので、いざ山梨に移住する時も抵抗はなく、移住できました。
でも実際に移住して感じたのは、やはり東京は便利だということ。
電車やバスは数分に1本はあるし、ファミレスも居酒屋もそこら中にあるし、週末はどこにだって遊びに行ける。
ここはバスは1時間に1本とかだし、ご飯屋さんは30分、コンビニさえ10分もかかるし、週末遊びにいくにも車が必要になる。
ただここでの生活が不便だと、私は思っていません。
時間との絶妙な距離感によって、自分との時間と向き合うことができ、一瞬一瞬大切にできるようになったと感じています。例えばスマホをみながら電車通勤していたことが、街の風景を感じながら朝からちょっぴりハッピー徒歩通勤になったり、オフィスのディスクで一瞬で食べてたご飯が、ご飯を食べるありがたみ感じたりや美味しさを噛みしめるようになったり。週末は朝起きてウーバー頼んで映画みてたことが、ここではヒトや自然と触れ合い、新しい出会いや新しいことが生まれたりしている。
そう、不自由さが人生を豊かにしてくれている
地方での仕事環境について
ここでの仕事環境について。実際に仕事をしている場所は、anyplace.workというコワーキングスペースを活用しております。
結論から、東京にいた時より最高のディスク環境です。
ディスクからの眺めが素敵な富士山
無料貸し出しのモニターがあったり、文房具や備品も揃っているため非常に便利です。
また、ドリンクサーバーがあり、無料で飲み放題です。
本当に仕事する上で素晴らしい環境です。
仕事する環境が整備されているのはもちろん素晴らしいですが、それらを支えている人たちも素敵な方たちです。富士吉田市周辺にきた際は、ぜひ機会があれば利用してみてはいかがでしょうか。
地方での住居について
現在は一時的にLivingAnywhere Commonsというサービスを利用しております。LivingAnywhere Commonsとは、提携している施設で1ヶ月あたり20000~30000円で宿泊費、光熱費、オフィス利用料で使用できるサービスです。
私は、御師の家「菊谷坊」という場所に滞在しております。
部屋はこのような感じで古き良き和室です。個人的にはすごく好きです。
部屋から眺める富士山が素敵
一階には居間があり、自由に使うことが可能です。
個人的に最高の時間を過ごすことができるのが、この檜風呂
オーナーさんも素敵な方なので、是非一度利用するのは良いと思います。オススメします。だけど今は私が利用しているので予約しないでください...
山梨に移住してまだ約1ヶ月弱なので、これからもっといろんな人とおしゃべりしながら、新しいことを取り組んでいこうと思います。最後に、移住してから撮った写真を数枚載せておきますね。
最後までみてくださりありがとうございました。
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