
弁護士との信頼関係が審判(裁判)を戦うために重要
私は親権争いを経験して、弁護士に依頼して戦いました。
その際の経験から、弁護士との接し方について思ったことがあったので情報発信したいと思います。
私は、元妻に子供の連れ去りをされてしまい子供達を取り戻すべく子の引渡し審判を申し立てて監護者指定を得られるように戦いました。
連れ去り当時、私が主夫として育児・家事・家計の維持(生活費等)を行っておりワンオペ家庭でした。
元妻はパートでほぼフルタイムで働いていましたが、子供の教育費用を貯めることを目的としていたので生活費として3万円程度しかもらっていませんでした。
そのような状況だったので、主たる監護者は私であるとして子供を引き渡すようにと家庭裁判所に申し立てを行いました。
その際に、弁護士に弁護を依頼して一緒に戦っていただきました。
この投稿ではその際の経験をもとにと綴っており、弁護士と接する際に重要であると感じたことやりとりから思ったことを上げていきます。
思い込みや決め付けはしないで心を開く
思い込みや決め付けは恐ろしいもので、そこで思考停止してしまいます。
「こうだと思ったらこうだ!」というのは信念があるようですが、審判(裁判)を戦ううえで自分の考えを頑なに曲げないというのは考えものです。
弁護士は話を聞いたうえで、客観的に、法律的にどうかを考えていくと思われるで、自分の考えだけを前面に出して話をしても困ってしまいます。
自分の意見を伝えることは重要ですが、「思い込みが激しかったり」「こうあるべきと決め付けた態度」で望むとうまくいくものもいかなくなると考えられます。
自分を客観視して、中立的に事実を淡々と伝えるという態度が望ましいと思います。
そして、弁護士は敵ではないので心を開きありのままを伝えることもまた重要なポイントだと感じました。
誤魔化さない、嘘を言わない
誤魔化さない、嘘を言わないことは私の価値観では当然だと思っていましたが、実際に審判(裁判)になると「自分を守る目的で」平気で誤魔化したり、嘘を言う人がいるようです。
これはとても綱渡りだと思いますし、嘘だとわかった時には弁明が難しくなります。
私の経験で、相手は虚偽の主張を繰り返していて、証拠を持って反論したところ何も弁明できずに話を逸らすことがやっとでした。
相手の弁護士も少し気まずそうにしていましたので、元妻が嘘を弁護士に伝えてそれをもとに主張したのでしょう。
勝つための戦略など、わからない部分はありますがせめて弁護士には事実を正確に伝えるべきだと考えています。
自分を守るための嘘はどこかでバレます。
信頼してもらえるように誠実で謙虚に接する
弁護士も人間なので好き嫌いというものがあります。
横柄な態度で接したり、嘘を言ったりしていては信頼関係は作れませんし弁護士も内心ではそういう人の弁護は避けたいと考えていると思います。
下手な弁護をして問題になるのも嫌ですし、弁護士として信頼を失ったら仕事にならないですから。
「誠実で謙虚に接してしっかりと事実を伝える。」
そうすることで互いの信頼関係も作れると考えており、私は実践していました。
依頼した弁護士は最後まで一生懸命戦ってくれましたし、とても誠実に丁寧に接してくたので審判中も心強かったです。
まとめ
色々と書きましたが、結局は「誠実で謙虚に接してしっかりと事実を伝えること」が大切だと感じます。
これから弁護士に依頼する方は、この点に注意することで信頼関係が築きやすいと思います。
しっかりと弁護士との信頼関係を築き、勝利を目指して頑張ってください!
ここまで書いて思いましたが、弁護士に限らず人間関係全般でも言えることでしたね・・・。
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