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住友商事、上期純利益2,540億円で実質減益も通期見通し5,300億円を維持:「200億円のバッファー」が示す経営陣の読み筋


■企業概要

住友商事は、世界66カ国に拠点を持つ大手総合商社。9つの事業セグメントで

グローバルに展開し、近年は社会課題解決型ビジネスへの転換を加速。


【用語解説】

・一過性損益:特別な要因による一時的な損益

・ネットDER:財務健全性指標。純有利子負債÷株主資本

・総還元性向:純利益に対する配当と自社株買いの合計額の比率。40%以上を目標

・フリーキャッシュフロー:事業で得た資金から投資額を差引いた手元資金

住友商事、2024年度上期利益2,540億円で減益も通期見通し据え置き:「守りながら攻める」その舵取りの中身

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