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WE Run | Write, Eat, Run

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私たちが(そして誰かが)走り続けるためのリレーマガジン
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#ランニングシューズ

はじめましての方へ、おすすめの記事。1-100記事篇

■はじめまして 『WE Run』は、“私たちが(そして誰かが)走り続けるためのリレーマガジン”というコンセプトのもと、走るをテーマに綴っていく共同運営形式のマガジンです。 “Write, Eat, Run”という3つのキーワードから生まれたマガジン名が象徴するように、書くことを通じて走ることについて考え、食事を楽しむように走ることを楽しもうとするメンバーが、書き手として参加しています。 目指すは、“読み終わったら走り出したくなるwebマガジン”。距離やペースにと

私が学んだ〇〇

これまでランニングシューズの接客販売をしてきましたが、多くの店員がランナーの動きを見ずに静止した足のみを観て対応しています。もちろん動的な足の見立てが出来れば、参照する情報が格段に増え、より精度の高い提案が出来るのは明白です。ですが、問題は動的な足の評価基準が明確に定まっていないことにあります。 そこでまずシューズから離れ、動きそのものについて考えてみることにしました。なぜならランニングシューズを履かなくても裸足で走ることは可能だからです。ランニングフォームのクセに注目する

グリーンサイレンス

あのウォーレン・バフェットが大株主である、BROOKSのグリーンサイレンスで初マラソンを走ったのは、ちょっとした僕の自慢だ。今までランニングシューズを数え切れ無いほど履き潰してきたと思うけど、僕にとってこのシューズは特別な1足だ。今このシューズについて考えることに意味がある。 数々のウルトラマラソンで連勝記録を持つ伝説的ランナーのスコット•ジュレクは、このシューズを語る上で欠かせない存在だ。彼のメディア露出は日本でも話題になったクリストファー・マクドゥーガルの『BORN T

ハンバーガーで例える、ランニングシューズ複数持ちの楽しさ

お気に入りのハンバーガーを1つ、イメージしてみてください。 例えば、私はマクドナルドのダブルチーズバーガーが好きです、とっっっても。 そのハンバーガーだけを食べて良いとしたら、月に何回食べたいですか? 月に1回?週に1回?毎日…? 私はまぁ、月に2回くらい食べたいかなぁ、と思います。(というか食べてます) でも、選択肢が、1つではなく2つになったとしたら…どうでしょう。 もう1つ別のハンバーガーをラインナップに加えて良いと言われたら、ハンバーガーを食べる頻度が上がりません

頑固な相棒から軟弱な相棒へ

最初の相棒 先日、朝ランで古墳を経由し銭湯で汗を流したあと、そういえばもう直ぐ近くにある大型スポーツ店の開店時間になるではないですかとなり。モチベを上げるためという口実のもと、物欲を満たすために新しいランニングシューズを買うことにした。  この時自分が愛用していたシューズは「HOKA ONE ONE」ARAHI 3 ー 通称「R2D2」のみだ。このシューズは自分が所属しているPLANETSCLUBランニング部のコーチと呼ばれる存在にして、ご自身の職業として日々お客さんの足にリ

モチベは集いとピンク色

雨音で目が覚めた。 「あ、降ってるわ」多分やまないだろうな、とは思っていたけれど現実に降ってるとガッカリだし走れるかな〜と心配になる。 オンラインサロンPLANETSCLUB「皆で一緒に家を出るラン」というイベントに参加、それが7時半集合なのだ。目覚ましをかけた時間よりは早いけど起きた。濡れてもいい服装、暑くて登場してなかったピンクのウインドブレーカーを出した。シューズもピンク、実はピンク大好き。 玄関を出て駐車場でzoomを繋げる。こりゃここで体操だな。もう走り出してる人

使い続けることができない靴を、使い続けたい/On Cloud Dip

白いソールのスニーカーが苦手だ。 正確に言うと。 新品に限りなく近い、真っ白な靴底がそのスニーカーのデザインを完成させている…そんなスニーカーを美しく履き続けることが苦手である。 特に耐えがたいのが、黄ばみである。モノトーンの美しいスニーカーの白いソールが黄ばむというのは、白いシャツにカレーの染みがついたように感じてしまう。 他人の所有物の状態は特に気にならず、自分のモノではとことん気になるのは何故だろう。隣の芝生は青く、隣の経年変化は美しいのは、何故なのか。 自分の