今月で引退 〜ライブ配信〜緊張の初配信。
2021年1月16日、僕はライブ配信を始めた。
理由は、出演予定だった演劇の舞台がコロナの影響で中止。ストリートピアノも軒並み休止。一体どうやったら自分の表現を出来るのか。
考えた結果、それがライブ配信だった。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ライブ動画配信サービス
配信アプリは約2000万人の利用者数を誇る『LINELIVE』
元々LINELIVEはリスナー(視聴者のみ)として利用しており、インスタグラムで好きな歌い手さんがLINELIVEで配信する時のみ視聴するだけだった。
それがまさか、自分が画面の向こうに行くとは夢にも思わなかった。
2021年明けて間もない1月7日、コロナにより感染者が激増の末、緊急事態宣言が発令され、舞台の中止が決まった。
翌週の1月16日、僕は前途に書いた通りの理由で思い立ち、自宅にあるアップライトピアノに座り、たまたま前年に自粛期間中に購入したiPhoneスタンドをピアノ横にセッティング。
配信前の準備画面のiPhoneに映し出された自分。
、、、なんか、変な感じだ。
一体どうなるのか。
ドキドキしながら、配信ボタンを押した。
3、2、1、配信スタート
↑緊張の初配信時の様子。
最初の視聴者さんは、僕がLINELIVEを始めるきっかけになった歌い手さんの同じファンの人だ。
沢山コメントをしてくれてまるで2人で話してるような感覚になって、僕は嬉しかった。
しかし、他に観に来てくれた人も、入って来てはすぐに出ていく。ピアノもおぼろ。自信なさげな音色が響くだけ。トークもおぼろ。自信なさげな表情をした自分が画面に映っていた。
通常、配信1枠は1時間がフルタイム。
だがあまりに緊張し過ぎて、わずか8分程で終了。
こんな中いつも当たり前に配信してる人達は本当に凄いと思った。
次もやれるかな、、
続けるかどうか迷った。
そんな不安な気持ちを持ちながら、また僕は1週間後、自宅のアップライトピアノの前に居た。
その決断が、人生で一番濃い一年の始まることなど、この時は知る由もなかった、、、。