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カンパニー〜逆転のスワン〜 (ドラマ BSプレミアム)

リストラされた上に妻にも家を出られたサラリーマン青柳(井ノ原快彦)。同じく崖っぷちの女性会社員・由衣(倉科カナ)と共に、会社の後援する弱小バレエ団の公演を成功させるよう命じられる。

ありがちな設定の逆転ストーリーをテーマにしたドラマ、明後日に最終回を迎える。原作小説が上手くドラマ化されているのは、脚本だけでなく登場人物のキャラクターが立っていてわかりやすいからだろう。

いかにも気弱で優しくて頼りない主人公を、井ノ原快彦がそのまんまハマっている。ちょっと気の強い相棒役も、ショートカットの倉科カナが適役に思われる。少し前の民放ドラマで、白衣の似合う賢そうな医師を演じていた宮尾俊太郎。そうか、彼は元々バレエ界の人だったのね!このドラマではプライドの高いクールな世界的バレエダンサーを、リアルに演じていて素晴らしい。

そして何より、このドラマで最も魅力的なのはバレエ団代表を演じている黒木瞳!還暦とは思えないシュッとした姿勢は、流石宝塚の女役トップを張っていただけのオーラを感じさせる。

正直いって、彼女の事はイケスカナイ。娘がイジメの首謀者だったとか、旦那が広告代理店の人だからとか、岡田准一とラブシーンやってたとか。金持ちで何もかも順風満帆な様子は、私のような庶民とは住む世界が違う。妬みもあったのは認めるが、このドラマの彼女を見て素直に美しいと思った。

あの年であそこまで美しさを保ってるのは、お金だけでは難しいと思う。やはり女優として表舞台を生きている彼女のプライドと、それを支える努力あってこそなのだろう。

と、黒木瞳を賛美しまくってしまったが。

さはさておき、このドラマは面白い!最終回、どうせハッピーエンドなのは予測できているが、宮尾氏のバレエが堪能できる貴重な機会である。心して楽しみたい。

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