魚に足から吸い込まれる夢🍏

私は一晩で夢をいくつも梯子することがある。
映画のリストのように夢を選ぶ時もあれば、見せられる夢の場合もある。
最近は、自分で選ぶというより見せられる夢が多いように思う。

最初のうちは窮屈に感じていたが、徐々に慣れてきて
やってくる夢を楽しみに思えるようにもなってきた。
今から書く夢は、駐車場でピアノを弾く夢の最後に
扉を開きワープした先の夢。

🍏魚に足から吸い込まれる🍏

演奏を終え、鍵盤からフと顔をあげると
どうやったらそこに立つことができるだろうか扉が現れていた。

驚いた。
ドラえもんの「どこでもドア」のようにスルスルっと現れたのだから。

鉄の少し重めの扉。

ドアノブがついていて、非常階段口についていそうな感じの冷たいカラー。
夢の中の私は迷いなくドアノブを握り、すこし体重を乗せ開けた。
湿った空気が流れ込む。

匂いは少し生臭い。
静かに波打つ水の音が聞こえる。
大きな池のような湖のような場所に出た。

消して綺麗な水ではない。
浅い場所に両足のスネまで浸かった状態で立っている。
遠くを見るとかなり水深は深い様子だ。

琵琶湖を思い出した。
手漕ぎの二人乗りのボートがいくつか出ていて、釣りをしている人もいる。
釣り人の顔を見るとアジア系。

周りの木々も違和感がないということは日本だなと思っていると。。。
一気に水の中に引き摺り込まれた。

これは夢だから呼吸困難にはならない。
何かに片足を掴まれている。
一応ボコボコと口から空気が出ている中で
必死に原因を突き止めようとする。

汚い水中のためあまり状況が掴めない。
臭い、汚い、足がぬるぬるする。気持ち悪い。
そう思っていると、両足が吸い込まれた。

まずい。

足首から、スネ、ひざ、太腿、と徐々に
ズッ・・・ズッ・・・ズッ・・・とヌルヌルが上がってくる。

腰にぬるぬるとした感覚が到達した時、見えた。

私、魚の口の中にいるんだ。
とんでもなく大きい。
ジブリの風のナウシカの中に出てくる王蟲のサイズを思い浮かべていただきたい。

魚が手が届くところまで来た時、申し訳ないと思いながら両手でトラックのタイヤサイズの目を殴った。

一瞬で魚の口が開く。
空気と一緒に吐き出された私は必死に水面へ浮上。
助けを求めると、さっきまでいなかった小型船から救命器具が投げられ、それを掴む。

数人の男性に引き上げられ毛布に包まれる。
そこで、改めてさっきの魚の全貌を見ることができた。
とんでもなく大きい。

しばらくその場をぐるぐると泳いでいた大きな魚は、水の深い場所へと泳いで行った。

釣り人からすると立ってちゃいけないところに立っていたらしい。
死ぬ気だったのかと。
餌になりに行ったのかと思ったと。

ガタガタ震える私に優しく接してくれる釣り人さん。
温かい飲み物をいただきながら考えた。
夢だからあっという間に衣類は乾き、髪も濡れていない。
ただ寒いのだ。

ほうほう。
これは、なんだろう。

あの魚は鯉（鯉は吉報と言われるので、魚が出てくると鯉かどうかを見るのです）ではなかった。

しかも不快だった（どんな心地だったのかは結構大事）。

ドス黒く大きなヌメヌメした不快なもの・・・あの魚は私の欲求を表しているのだろう。

つい先日までお金の計算が続き私の心を蝕んでいたからだろう。

あの魚は、お金への執着の心。

感謝の気持ちでお金に循環してもらうことを学んだ私。
そのおかげで助かったんだと理解した。

不快なものに飲み込まれる時は
コンプレクスや、潜在的にあるクリアしたいことと認識している。
それをつい先日クリアした私。

だから、もう大丈夫だよ
という夢だったのだろう。

あ、全体が白くなってきた。

本日も学びの時間は終わりのようだ。
ふぅ疲れた。

洗濯しよっと。まだスッキリし足りないらしい笑
鳥の声が聞こえてきた。

目を開けるといつもの景色だった。

次は絶対に忘れたくない
鯉の川登りの夢を書こう。

この夢を見てから私の人生は勢いよく変わり始めたのだから。
（昨晩の夢を見るまで忘れてたんですが、私の転機だった笑）
のだから。

この場に書いて記憶に残しておきたいです。

おしまい🍏

皆さま良い夢を🌙