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おばけの連判状_まとめ

1_おばけの連判状とは

「おばけの連判状」は、メンバーが「オリジナル」のマンガを描いて、その「オリジナル」を他の参加者がコピー、改変、翻案していくことで、互いの問題について応答しあう(「アンサー」する)マンガ冊子を制作するグループです。いままでに、3冊のマンガ冊子を制作・販売しています。noteでは、マガジン形式で電子版を販売しています。

2_【試し読み】

「オリジナル」と「アンサー」がどのようなものか【試し読み】としてこちらの記事を公開しています。

3_マガジンの閲覧・購入

下記のリンクから各号のマガジンを閲覧・購入することができます。マガジン内の「オリジナル」は全て無料で閲覧できます。アンサーを読むには購入していただく必要があります。

▲vol.1のメインテーマは「自分と関係のある街」。
メンバー(掲載作家):鮎川奈央子/岡本秀/きりとりめでる(テキスト)/熊野三十一/黒木結/めいよう

▲vol.2のメインテーマは「おみやげ」。
メンバー(掲載作家): 鮎川奈央子/岡本秀/熊野三十一/黒木結/眞野俊佑

▲vol.3は新たな参加者がvol.1の「自分と関係のある街」をテーマに「オリジナル」を描きました。
メンバー(掲載作家): 鮎川奈央子/岡本秀/河原雪花/熊野三十一/黒木結/ツヅミ/南條沙歩/眞野俊佑/湯本祐生

4_紙版冊子の購入

BOOTHにて紙版冊子の『おばけの連判状』を販売しています。
※紙版冊子のvol.3は準備中です。

▲匿名配送(あんしんBOOTHパック)がご利用いただけます。

各委託先オンラインストアでも販売中です。
※各ストアによって決済方法・税込・送料込価格などが異なる場合があります。各ストア商品ページ等にてご確認ください。

▲浄土複合の本棚(クレジットカード)

▲只本屋 ONLINE STORE(クレジットカード/代引き)

▲VOICE GALLERY a3(クレジットカード/代引き/PayPal)

5_活動の経緯

私たちおばけの連判状は、2016年に京都市立芸術大学の移転先の地域で同学の学生たちによって開催された『Open diagram』という展覧会の企画メンバーが元となっているグループです。

『Open diagram』は、移転先の地域に芸術大学という別の背景をもった組織・施設が入っていく状況に対して当時の学生達が反応をした展覧会でした。

その後、地域に入って制作することや考えの違うアーティストたちが協働すること自体について再考し、グループ展以外の活動形態を模索していきました。

メンバーが入れ替わり、名称が「おばけの連判状」になり、現在は「マンガ」を制作し、冊子にして販売するという形態で活動を行なっています。

私たちは、グループで役割分担をして一つの作品を作っているのでもなく、ひとりひとりが別個の作品を作って一つのパッケージにまとめるのでもない協働の方法でマンガを制作しています。

まず、それぞれのメンバーがマンガを描きます。これを「オリジナル」と呼びます。この「オリジナル」のコピーをとり、そこに描き足したり、切り貼りしたりすることで改変します。これを「アンサー」と呼びます。「オリジナル」と「アンサー」をセットで冊子に掲載しています。これが『おばけの連判状』の基本的な作りです。

「オリジナル」とそれに対する「アンサー」を繰り返し、ある程度のページ数がたまると冊子化します。ある「オリジナル」に対しての「アンサー」が、時間を置いて描かれることもあるため、必ずしも対応する「オリジナル」と「アンサー」が同じ冊子に載っているとは限りません。「おばけの連判状」になってからのメンバーは初期が5名で、少しずつ増えています。冊数を重ねると意外なタイミングで意外な「アンサー」が描かれるかもしれません。

冊子は、イベント時や委託販売先でサンプルを立ち読みできるようになっていますのでもし興味をお持ちになれば、足を運んでみてください。


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