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私のキャリアと考え方の変化 ~"作る"側から"二刀流"へ~

Primeと申します。

私はProject DIVA F 2ndよりエディットというコンテンツに4年ほど携わっております。ほぼ譜面専で、これまで70譜面ほどをリリースしてきました。今回は節目の日を迎えるにあたり、DIVA edit Advent Calendar 2019という企画に飛び入りで参加させていただくことにしました。予告なしで突然でスミマセン。また、体裁等読みづらい箇所が多いと思います…


テーマは「"作る"側から"二刀流"へ」と銘打っております。

はじめに申し上げますと、ここでの"作る"とは文字通りエディットを自分の手で作ることをいいます。また、"二刀流"はPV及び譜面の両方を1人で作る…という意味ではありません。タイトルから察していただけるかもしれませんが、ここでは"エディットを作ること及び他人のエディット作品をプレイまたは鑑賞すること"という意味の"二刀流"を前提に記述していこうと思います。


さて、当該記事には私のキャリア等、自分語りと持論展開のオンパレードになると思いますが、読むのもスルーするのもご自由に、どうぞ。


まず私がDIVAエディットというコンテンツに出会ったのは2014年頃でした。

その頃はアーケード版は微塵にもプレイしておらず、ちょうどフリープレイのPERFECT埋めやスコア伸ばし等をやっておりました。

それを続けていく中で、なかなかうまくできない箇所は…となると、やはりその箇所を重点的に練習したくなるもの。

最初は動画で何度も見て確認…だけで済ませていましたが、やはり見るだけではスキルは上達しにくいです。

そこで思いついたのが、エディットという機能の活用でした。

"自分で練習したい箇所をエディットで作って真似すればできるのではないか?"

最初はそれだけで、公式譜面を何度も見てその再現を試みていました(基本的な操作方法やデータの扱い方等がここで習得できたのは大きかったかも)。


しかしその年にTwitterを始めてから、その世界は大きな転換点を迎えました。

つながっていく方が軒並みエディットに触れられている方であり、その世界が必然的に広がっていくことになりました。


…が、最初は作成スキルが~、今から入ったところで~…なんて思いが強く、非常に後ろめたい気持ちもありました。でもそのくせに、他人のをプレイするよりも自分の譜面を作って広めるんだって思いのほうが強くて…そんな不完全かつ湿ったジレンマを抱えながらエディットの世界へ。ちょうどその頃は2015年頭。


結論から申し上げますと、今思えばこの考えは大間違いでした。


当初は確かに譜面作成スキルも低く、黒歴史不可避な内容の醜態をさらしていました。一方、周りではやはり安定感が強く、コラボやイベント企画関連も活発な世界。

この界隈で私は見向きもされないんだろうと、そんなネガティブな思考ばかりがオーバーラップしていきました。2015~2016年初頭頃までは、正直に楽しむことができていなかったようにも感じた時期でした。リアルのほうが忙しかったのもあったとはいえ、です。


それでも、DIVAエディットには、私の背中を押してくれる要素を持っていました。


ここにきてこんなことを書くと何だよそれってなるとは思いますが、正直、その要素って覚えてない部分が多いんですよね。けれども、おそらくごく少数ながら私の存在を認識してくれていた方の存在、それがすべてだと思うのです。


2016年半ば頃から、劇的にDIVAエディット関連でつながる方が増えた気がします。

それも後押しし、譜面の制作ペースが上昇していきました。私はもともと非常に負けず嫌いな性格なので、クオリティで私の良いところを存分に発揮したい、もっとヒットする作品をリリースしたい、そんな気持ちも徐々に熱を帯びていきました。


しかし、そこにはまだまだ未熟な自分の姿、そしてヒット数も少ない現状。

それでも、2015年と比べて、私の心に迷いはありませんでした。


その理由は、「良い譜面を作りたいのなら、他人の譜面をプレイせよ」という教えがすでにTwitterのTL上で広がり、叩き込まれたからです。

ここではいつ誰が言った、とかの議論はする余地もありません。誰かが発言した事実はあるとは思いますが、そんな雰囲気を何度も感じ取ったという認識を持っていただければと思います。

負けず嫌いがどうのこうのなんて思想はほとんど吹っ飛び、ただひたすらに他作をプレイしていました。そしてそこには、存分に楽しんでいる自分の姿がありました。


"エディット、楽しい。"


そこから、私は怒涛のペースでリリースを重ねていきました。

ついに念願のPV初コラボもかない、ただひたすらにプレイと譜面作成を続ける。そんな世界にいられる自分は、確かに幸せでした。

余談ですが、プロフィールのURLにもある、エディット関連のシート(作成、プレイ済みリスト)も作成。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1agL_jZEBOR8a5vZyuU_uwr1jgWEI1O1h8VKl7XSyUeY/edit#gid=0

今となっては、プレイ数も300を超えています。本当に重ねていくと感慨深い気持ちもあったり。


話を戻しましょう。劇的に明るくなった2016年、2015年と何が違うのか。


それは、タイトルにもある通り、作るだけのことしかしていなかった奴が、他作を楽しんでプレイし、自分も作る奴に変貌していたのです。

プレイすることによってつながりも増える、自作のプレイもしてもらえる、コラボの幅が広がる、譜面作成スキルも上昇する…等のあまりにも素晴らしい、素晴らしすぎる好循環を生み出していきました。

そう、これが作ると遊ぶの"二刀流"というわけです。

現在こそペースは落ちていますが、Vitaの命が続く限りはまだまだ続きますよ。



さて、本記事で伝えたいのは、簡単ではありますが、

「エディット作成を楽しむには、作ると遊ぶの二刀流であれ」

ということです。

最近はその勢いも落ちているのは否めない現状ですが…少なくともそれを実行すれば、自分の作品のクオリティも上昇するはずです。

私はセンスもないので、頑張って他作の良いところを学習してここまでやってきました。


本当、この"二刀流"は大事です。

これだけは忘れないでほしいな、と思います。


本企画で、何かしらの足跡を残せないかという思いから、私から自身のキャリアの経験をもとに急遽投稿させていただきました。企画に感謝を申し上げます。(2015~2016年ぐらいのことしか語ってない気もするが。。。)


読んでくれた方もありがとうございました。

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