果歩(Kaho)

いとなみ の 幕 間 に 余 白 を むすんで ひらいて 歩いてく。 人生の 文…

果歩(Kaho)

いとなみ の 幕 間 に 余 白 を むすんで ひらいて 歩いてく。 人生の 文脈を たどる。 note:あぶくのような記憶と表現 Instagram:描く人 ⁡ Instagram→https://instagram.com/oashitokutsuto

マガジン

  • マガジン《エイトデイ》

    宇都果歩の脳内のおしゃべり。 毎月8,18,28日(エイトデイ)に届くマガジン。

最近の記事

【マガジン・エイトデイ】       自分の機嫌を取る時は、無茶振りも面白がる心持ち。

今、私はお昼ご飯を食べた後に なぜかあんみつを待っている。 タイトル通り、機嫌を取っている。 さっきまでヤダヤダ病だったのだ。 ヤダヤダ病な私が カフェに、入ったのは、この エイトデイを書くためだった。 すでにお腹はいっぱいで、瞼は とろりと重たく 何かを思考できる気がしない。 思考停止の頭で注文のお姉さんに 伝えたのは 「あんみつ」だった。 私よ、 私のお腹の都合は ノーカウントってどういうこと? そして眠気のあまり 一旦目を閉じる。 (どうかなにか、難しい事を考

    • 【マガジン・エイトデイ】       本気で余白を取りにいく

      ちょっと想像してみてほしい。 仕事はフリーランス。 安定した収入の目処なし。 賃貸。貯金は家賃の3ヶ月分。 子どもは保育園児。 シングルワンオペ 親戚なし。 疲れて放り出した 家事は溜まる一方。 保育園のお知らせの文字が 頭に入ってこない。 提出物すら、煩わしい。 今日の仕事と 次の仕事と 子どもが清潔で お腹がいっぱいになる それしか脳内に 置いておけない。 子どもと一緒にいると 仕事のことを思い出し 仕事をしていると 子どものことと、家事放置が ちらつき、どっ

      • 【マガジン・エイトデイ】       暖簾のような境界線。

        私には、ちょっとした 職業病がある。 リフレクソロジーなど 足の調子を整えるのに クライアントに触れると、 クライアントの状態や体感が 私の感覚として身体に入ってくる。 そこを軸にクライアントを調整して、 自分すら調整されているという 職業病である。 もともと、こう考えているだろうなとか 「察する」ことが、訓練されるような 幼少期からの暮らしだったので、 その延長でありきたりなものだと 思っていた。 妄想が得意なこともあり、 勝手にそう思うだけなのかと 聞いてみると、結構

        • 【マガジン・エイトデイ】お財布の中にいるテレカ。

          テレカで通じるかわからないのに タイトルにつける強引さ。 (テレホンカードのことです。) テレホンカードが通じるか。 その問題もあるんだけど。 (公衆電話って知ってる?) 私のお財布の中には2枚入っています。 お財布の中って、結構 自分が何を大切にしているかの凝縮。 マイワンダーランド。 あまり見せることもないから 癖強め。選ぶ時点で、人それぞれ。 私のお財布は、去年の今日迎えた 二つ折りの、カフェオレみたいな色。 今、入っているものは お札2枚 小銭2枚 レシート

        【マガジン・エイトデイ】       自分の機嫌を取る時は、無茶振りも面白がる心持ち。

        マガジン

        • マガジン《エイトデイ》
          59本

        記事

          【マガジン・エイトデイ】飲食店やサロンや病院の予約5分前問題と神客を育てる覚え書。

          ほとんどの人は 提供者する側でもあり 提供者される側でもある。 私も予約についての解釈は 人それぞれだなあと 感じる案件を数多く見てきた。 「早い」「遅い」 感覚はさまざまだ。 結論。 相手を思って取った行動が フィットした時、全てが スマートに進み、スムーズなのだ。 予約した5分前で、 これからはじまる私の予約時間を 最大のおもてなしにするべく ギリギリまで、あれもこれも 整えてくださっている気配が ある場合は、できるだけ ちょうどの時間になるように 計らいます。

          【マガジン・エイトデイ】飲食店やサロンや病院の予約5分前問題と神客を育てる覚え書。

          【マガジン・エイトデイ】高貴な気分の猫のように、どこでくつろいでもいいと許可が降りたお届けもの。

          夢の話を嫌いな方が多いらしい。 私は夢と現実と空想がごちゃ混ぜの 世界にいるので、こんな話しに なるのをご了承ください。 小さな包みが届いた。 中からいくつもの ありとあらゆる細かい部品が ザラザラと出てくる。 小さくとんがるえんぴつ、 新品の消しゴム、 何かを繋ぎ止める蝶番。 ネジは3種類。 短い、細い、丸い。 あとはなにかの細かなパーツ。 小さな焼き菓子。 とにかく全部小さい。 「これらで何かを作りなさい。」 そう言わんとする材料だけで、 説明書は見当たらない。 メ

          【マガジン・エイトデイ】高貴な気分の猫のように、どこでくつろいでもいいと許可が降りたお届けもの。

          【マガジン・エイトデイ】ネガティブがポジティブにうつりゆく景色

          感情にはグラデーションがある。 切り替えパキッとパターンもあるけど なんだかのモヤモヤや残尿感ぽいものを 引き連れいることの方が多い。 そのあと大抵ポジティブになっているので そこら辺のネガティブはうやむやになって 煙のように立ち昇って消えていく。 (残りカスのくすぶりの話はまた今度) 私の髪の毛には 中学の頃から白い毛髪がいる。 見つけたら、容赦なくプチプチ抜いていた。 全体の毛量が多いので抜くことなんて なんとも思わなかったのである。 私の憧れは、肩の下まで伸ばして

          【マガジン・エイトデイ】ネガティブがポジティブにうつりゆく景色

          【マガジン・エイトデイ】「君たちはどう生きるか」と見つめられるスクリーン

          2/8 映画をスクリーンで観る機会が やってきた。 観るというより、宮崎駿さんに 会いに行くというのが感覚として近い。 夏の公開からソワソワしていたのに 今の私で、受け取れるだろうか。 集中力が続かない脳になってるから 座席にずっと座っていられるだろうか。 と、もにょもにょしていた。 前評判が聞こえてこない。 宣伝も目に入らない。 私には必要ないのかな? とか、思いながらも 評価が聞こえてきそうになると 踵を返すということをやっていた。 夏が冬になっていた。 入ったカ

          【マガジン・エイトデイ】「君たちはどう生きるか」と見つめられるスクリーン

          【マガジン・エイトデイ】高校生の頃、クラス全体で彼氏用にマフラーを編むというのが流行った。

          今、思うと、クラス全体は 仲良かったわけではないのに なぜか、各グループで編む子が それぞれにいた。 グループ自体の境界線が わりと曖昧で、ひとりでいても グループでいても、また 違うグループと話していても、 そんなにとがめられない クラスだったので、わりと 浸透しやすかったのかもしれない。 ギャルもヤンキーも オタクも、普通の子も そのグラデーションさまざまな ヒエラルキー関係なく 彼女たちのソワソワ、ウキウキは とても可愛くて純粋で、編むという イベントを面白がって

          【マガジン・エイトデイ】高校生の頃、クラス全体で彼氏用にマフラーを編むというのが流行った。

          【マガジン・エイトデイ】もらったプレゼントを返品交換しに来るという衝撃。

          2024/01/18 昔の販売員の頃の話。 今はレシートがないと受け付けて いないと思うけれど、それより昔の話。 包装紙がうちのモノで 購買履歴が辿れた場合は受けていた。 (未使用に限る) 私は、おめかししたその子が チェンジ!と 言われて帰ってきたことが 悲しくて、どうも腑に落ちないで モヤモヤしてるのかと思いきや、 気づいてしまった。 「私の売ってるもののほとんどが 誰かにはゴミになっている。」 モヤモヤの由来はここだった。 価値を提供していると 思っていたので

          【マガジン・エイトデイ】もらったプレゼントを返品交換しに来るという衝撃。

          【マガジン・エイトデイ】自分を生きるために死に備えると部屋が片づく。

          2024/01/08 どうも私の家の中の整理整頓は ちょっと特殊らしい。 もし、私がふらっといなくなって 誰かがここで生活するとなったとして、 その人が、モノのありかが困らないような 動線を作ること。 連れてこられたモノが、ホッとするような 居場所を作ること。 由来は、 母が急に倒れて、そのまま旅立った リビングにある。 私が家を出てから両親が買ったその家は 実家と言えど、行ったこともないような 土地だ。 馴染みのないその家に、呆然とした。 この中から、一体どうや

          【マガジン・エイトデイ】自分を生きるために死に備えると部屋が片づく。

          【マガジン・エイトデイ】振り返ると、いつも君たち。

          2023/12/28 2023年最後のエイトデイ。 振り返りでもしましょうかね。 今、手帳が手元にないからぼんやりと。 そうね、体感として 今年はずっと「今」を ひたすら体験する一年でした。 過去でも未来でもない「今」 先々の段取り(未来)に生きていた 私からすると、受け取るものが 大幅に変わりました。 あなたはどうだったかな。 2月は熊本で、みんなでお散歩したね。 3月はお仕事を見直し始めたな。 6月には個展のエントリーをして 8月には初開催、みんなにお披露目。 各

          【マガジン・エイトデイ】振り返ると、いつも君たち。

          【マガジン・エイトデイ】テンション高めに弟子にしてくださいと言う人が、去る只今の記録は「秒」

          2023/12/18 統計が取れるほどじゃないんですけど、 たまーに出没する、この類いの方がいます。 大好きです。 やっと見つけました。 これはすごいです。 ずっとついていきます。 教えてくださいって言われると 純粋に嬉しいし、そんな需要あるのかと まずは色々知りたいし、 その人のこと聞くのだけど、 あれこれ手伝ってもらいながら どんな感じかお互い探ろうとって のんきに構えてたら、参加するって 言ってたイベントは、ドタキャン。 その後、不通。 ほんとうに秒なんです。

          【マガジン・エイトデイ】テンション高めに弟子にしてくださいと言う人が、去る只今の記録は「秒」

          【マガジン・エイトデイ】宝珠を受け取るディッセンバー

          2023/12/08 宿を一棟借りる 大事な人を迎えるために 世話になる宿に感謝を伝えながら 宿を清める。 迎え入れる衣服を纏う。 その人々を思い、食材を集める。 食材と対話しながら どんどん形を変えて 調理する。 宿の風呂に湯を注ぐ。 歓迎の足湯の用意。 その土地の空気に触れて、混ざって 大事な人たちと時を重ねる。 時空は日常と切り離され そこにいる人々で暮らしを営む。 のうごうゆにわという オンラインサロンのサービスの 一部でこのようなイベントを催した。

          【マガジン・エイトデイ】宝珠を受け取るディッセンバー

          【マガジン・エイトデイ】自分の性格がイマイチよくわかりません。

          2023/11/28 タイトル通りなのです。 私ってこういう性格だし。 私ってこういうとこあるし。 私にはああいうのは無理。 私にはこのくらいがお似合い。 これらは、自分の枠を作る言葉たち。 自分ってどんな人間だろうと 知りたいキモチ。 自分の人生どうなるんだろうかと 疑うキモチ。 眠れない、無性に不安な時は 心細い。 幾夜、そんな時間を 過ごした事でしょう。 占いを見ても どこか、そんな気がする。 (自分から言われた方向に 性格を作っていく。) Aパターン:

          【マガジン・エイトデイ】自分の性格がイマイチよくわかりません。

          【マガジン・エイトデイ】ちゃんと弱っているというチャンス到来。

          2023/11/18 しまった。 身体が動かない。 思考は停止。 ひさしぶりに完全なる強制終了。 やっちまった。 と、思う自分と同時に 今度はどこが開通するのかなあと 楽しみにしている自分がいる。 そうなのだ。 私は体調不良のあとの 風通しによって 人生を開いてる節がある。 体調不良は、いろんな見直しになる。 ⚪︎できることできないことの区別が わりとはっきりする。 ⚪︎普通なら助けてくださいって 言いにくいことのハードルが下がる。 通常運転で、まあ、私できちゃ

          【マガジン・エイトデイ】ちゃんと弱っているというチャンス到来。