ポジティブを殺さない

トマト、豆腐、温泉卵

納豆、キュウリの酢の物と、、、ビール！

「キンキンに冷えた」ってお決まりの前置詞つけたかったんだけど、残念ながら冷やすのを忘れていて、氷を入れて泡が溢れかえりそうなグラスで祖父と乾杯する。

本当に、暑いね。ごはん、美味しいね、、って話しながらテレビを見ていると、男子柔道100キロ級、金メダルの瞬間を目にする。あんまり詳しくないけど、インタビューで話す選手の凛々しい顔を見ていると心臓がブワッってなったのを感じた。

あ～ささやかな幸せってこういうことだなと実感する。

悪いけど良い、今日の話

居候させてもらっている母親の実家では、暑さのせいか引き金を引いたように祖母・母（色んな事情で実家暮らし）が立て続けに入院してしまって、私が帰ってきたときに食卓をともにするのが「世のおじいちゃんの典型」的な、優しいけど少しボケ気味の祖父だけになってしまった。

少し心配だから、私も2拠点あるうちのこっちの家で、リモートワークをする時間を増やした。

会社にも今日（木曜）の日中は絶対オンライン、って伝えていたんだけど、今日はどうしても体が動かず、

「仕事をサボる」ということをした。

というかここ最近色んな要素を含んだ精神的ダメージをくらっていて、会社のスラック（グループライン的なツール）に「頭痛いので出来ることを少しづつやります」とか「〇曜日は完全に休みます」とか、結構言ってしまっている。自分で報告しておきながら「自分らしくないな～こういう報告うざがられそうで苦手なのにな～」って思うことが増えた。笑

ここ最近ずっと続く不調の報告をいちいちすることも今朝はしんどくて、自分のアイコンのマークに、病欠がわかる、体温計を咥えている絵文字を表示させておいた。

スタートアップやベンチャーでSlackを使う人はわかるはず、、！笑

1日中、本を読んだ。

「流浪の月／凪良ゆう」

今さら感はあるけど、やっぱり話題になっただけあって面白くて、少し読み進めて一気にのめり込んでしまった。

「サボる」ということに慣れていないというか、何も報告せずに連絡を無視し続けることが怖くて途中スマホで仕事の連絡をみようと思ったけど、

ダメダメ、

今日は「サボる」ということを第一、そしてこの小説の沼にこのまま浸ることを第二に考えることを頑張った。

なんともないけど普通が幸せと思う、最近の話

病欠アイコン効果があったのか、本を読み終えて、恐る恐るスマホの通知をチェックすると、普段の鬼のような仲間からのメンションや取引先からの連絡はなく、ホッとした。笑

祖父が一人になってから、祖父がこの猛暑の中で脱水症状にならないか、火を消し忘れたりしないかの確認で、叔父家族がしょっちゅう顔を出すようになった。大変な状況だけど、愉快な叔父家族と祖父、私のみんなで食事する時間が新しく増えたのは、血のつながった家族の癒しの時間になった。

休学して北海道から福岡に来て3か月、未だにあまり友達はいないけど、その分1人で出来ることが増えてきた。1人外食、1人映画。最近は得意ではないけど車の運転をして、夕日を見に行ったりもした。

大好きな北海道に居る人たちと別れて、就活から逃げるようにインターンを始めて、もうここまで来たらやるしかない！という当初のやる気の炎もたまには揺らいでしまうこともあるわけで、

消さないように守っている自分の手に少し迷いが出てきているジレンマに、最近は1番悩まされている気がする。

でもその静かなつらさの中でも、家族との時間や綺麗なものを見たとき、小さい挑戦をしてみたとき、面白いな、やってよかったな、幸せだなという一瞬の感情で、何とかやれている。

「流浪の月」のエンディングも、主人公らの「不幸の中の幸せな生活」が連想されて、なんだか今の自分に重ねてしまって、久々に本を読んだ後の心地いい疲労感があった。

おまけの話

思わずいいねしたツイート。笑　やっぱり、こういうもんだな～って思う。

好きだといえる仕事でも、その仕事にまつわる全てを好きになることなんて無理。

仕事の話じゃなくても、

いくら悲しくて、悪いことが起きてもお腹すいたときに食べる美味しいご飯は美味しいって思えるし、連絡を取っている人に自分に起こっているネガティブなことをいちいち話したりしない。

オリンピック選手は、勝つその一時のために、しんどい練習を何年間も続けている。

苦しい中でも、少しのポジティブがあれば、何とかやっていけるんだなと改めて思った。むしろ、ほぼ苦しいって最初からその姿勢で行けば案外楽なのかな。笑

良くも悪くも、最近自分についてすごく考えていて、思考がごちゃ混ぜになった結果またまとまりのない文章を、、

久々の記事は気づいたら2000文字。笑

ここまで読んでくれた方いたら、ありがとうございます＞＜