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介護施設に必要なのは絶対的な仕組みか?圧倒的なリーダーか?

おはようございます!

埼玉県で介護福祉士をしている大西です!

今回のテーマは「仕組みとリーダー」です。

最近よく考える事があります。

介護施設に必要な物は「仕組み」か「リーダー」か、どちらかが最重要なのか?

単純な疑問ですが、ここを書き出していこうと思います。

それでは第105弾よろしくお願いします。


仕組みで動かす介護現場

まずは片方ずつ考察していきます。

仕組みで動かす場合のメリットはなんでしょう?

色々ありそうですね。

例えば職員によってやる事のバラつきや、適当化が減りそうですね。

他には理念を基に仕組みが作られていれば、全体的な教育もぐっと楽になりそうですね。

デメリットとしては考える力を奪う可能性といったところでしょうか。

とりあえず決まっているからこうしよう、みたいな。

その辺りは仕組みを変えたり追加させて解決出来そうですけどね。

仕組みかの結論としては、、、

全てをマニュアル化させるのは難しいと思いますが、ある程度であれば非常に良いと思います。

ガチガチに規制する、というわけではなくて例えば朝食後→トイレに座るとか

食事は必ず椅子に座り小さいスプーンでとか


そういう決まりや仕組みは非常に効果的だと感じますね。

では次です。


リーダーがまとめる介護現場

さて、特に大きい仕組みとか法人のサポートが無かった場合です。

あなたは新しい介護施設にやってきて、そこでリーダー職を任されました。

しかし施設で大切にしている理念や方針は曖昧なもので、現場はあなたに託されました。

しかし幸いあなたには今まで培った介護観や経験で現場をまとめられました。

さて、この時のメリットは「あなた」をリーダーとした結束力やチーム力でしょうか。

介護観や価値観を伝えて、しっかり対話出来ていればGOODですね。


そしてこの時のデメリット。

それはリーダーが不在時の心配要素でしょうか。

例えば組織には2:6:2の法則がありますね。

協力的:どちらでも良い:否定的 みたいなあれです。
この否定的な、非協力的な人達が何をするかはわかりません。

残念ながら、リーダーのみでまとめている場合はそこまで手が行き届かないですよね。

また、今後もずっと「あなた」がいるとは限りません。
代わりのものを立てるにも、相当な労力や時間がかかります。


二つをミックスしよう

さて、それぞれのメリットとデメリットを書き出してみましたが、恐らくもっと沢山あるはずです。 

そして、どちらが良いか?なんていう二元論ではなく、良いところを掛け合わせて行った方が建設的だと感じます。


恐らくこうすると良い仕組みとチームリーダーが育つと思います。

その施設の介護観や方向性が大切にしている事だけは仕組み化する。
そしてその仕組みや介護観、方向性を理解・もしくは勉強した人をリーダーにし、想いや裏側まで発信できるよう教育をする。


要するに仕組みを作って発信できる人をリーダーにする、ですね(笑)

そして恐らく、それがまたある種のスタンダードになる予感がしています。

どうでしょうか。
皆さんの施設、知り合いの介護士さんはどう考えていますか?

色んな事の良い取りが出来ると良いですよね。


さて、それでは今回も読んで頂きありがとうございます!
それでは次回もまたよろしくお願いします!

未来を創る介護福祉士 大西

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