僕に死んで欲しいあなたへ。

突然の刺激の強いタイトルでごめんなさい。

20年音楽活動をさせていただいてきて、初めてのことがありまして。

ライブ情報をお届けする公式LINEがあるのですが、そこでは僕からライブ情報をお届けするほかに、登録者のみなさんからもライブのご予約やお問い合わせもお送りいただけるようになっています。

「今日のライブのあの曲好きでしたー!」「またライブ行きますね!」

みたいな嬉しいLINEをいただくこともあったりして、励まされながら拝見しております。

一対多になってしまうことや、他にもSNSのアカウントをのべ15個ほど(裏垢はないよ笑)管理しているので、ご予約やお問い合わせ以外の個人的なLINEのお返事は時間と気持ちが確保できたときにしかしていません。

※返信やリプライで1日の時間を使い果たしてしまうと、曲作りや練習、収録、イベントの準備などが遅れてしまい、ミュージシャンとしての本末転倒になってしまうので、ご理解いただけたら幸いです。

そんな中、昨日、上記公式LINEに嬉しいメッセージが来たので、簡単なお返事をしていました。

内容としては、

お相手
「ライブや音楽が好きなので頑張ってください。落ち着いたらライブでも聞いてみたいです」

という内容だったので、

僕「ありがとうございます!その日を楽しみにしていますね^^」

みたいな、とてもシンプルなもので。

でも今日、ライブで歌い終わって、ふとスマホを見たら、

その方から突然

「さようなら。死ね」

とだけLINEが入っていて。

実際のやりとりがこちら。

正直、

怒るとか、悲しいとかの感情を抱く暇もないくらい、びっくりしました。

有名人や、特に芸人さんとかだと、よくテレビでも「SNSで死ねって書かれまして~笑」とネタになるくらい、この世界では"よくある話"なのかもしれません。


ただ、僕は最初に書いた通り、決して短くはない20年という年月このような活動をしてきて、こんなにも直接的な言葉(活字)で他人から"死ね"という言葉を浴びたことがなかったので、

ちょっと、

じっと考え込んでおります。

今までなかった要因としては、

■好青年で真面目そうでいい人そう…と思われていて、そうゆう感情を抱かれない
(↑これで「うんうん」と思う人は、まだ距離がある人ですね笑)

■怒らせたら怖そうと思われて、あまり攻撃を受けない
(怖いかどうかは分かりませんが、面倒だとは思います笑)

■そもそも、アンチが出来るほど売れてない
(人につつかれる前に自分で書きました笑)

とかなのかなぁと思いますが、

今回の場合、SNSという人目に晒される場所ではなくて、僕にしか見えないLINEという形でお送りいただいた言葉でしたので、本来ならば返信という形で、やりとりしたかったのですが、ご覧の通り返信が出来ない状態なので、ここに書かせていただいております。

隠してあるお名前自体も、男女どちらでもあり得るお名前で、知り合いにもたくさんいるお名前ではありますが「初めまして」と書いてある通り、知人ではないのかと思います(わかりませんが)。

文面を見る限りでも、まだお会いしたことはない方にしか思えない文面なので、

「頑張って欲しいです」

と連絡をくださった翌日に

「死ね」

となってしまったその間(たった1日)に、何があったのだろうか、

僕のSNSなどの書き込みで不快にさせてしまう言動や行動があったのか、

それとも、ずっとずっと前に何か僕の言動や行動で嫌な気持ちにさせてしまっていて、その苛立ちを伝える手段として、他人を装ってこのような形でお伝えになったのか、

それとも、全く関係のないことで心が乱れてしまう何かが起きてしまって、矛先がたまたま僕になってしまったのか、


もし僕が直接の原因なのであれば、

"不快にさせてしまったこと自体"は、申し訳なく思います。

ただ、いつどのタイミングの何(言動や行動)が、あなたを嫌な気持ちにさせてしまったのかは、知りたかったという気持ちもあります。

僕にとってそれが意味や意図や想いがあってのものであれば、どんな風に受け止められていたとしても、僕には曲げられないことかもしれないしね。


もし、僕自体が原因ではなくて、何か嫌なことがあって八つ当たりされたということであれば、

僕へ投げかけた言葉で、もしそれですっきりしたのであれば、いいんです。

もうそんな気持ちにならなくていいような、穏やかな日に変わっていくことを願いたいです。


そう、

言い逃げされちゃうと、

願うことと想像することしかできないんだよね。

ちゃんとお話してみたかったなぁ。



でもひとつだけ、

何が原因にしろ、

あなたが放った一言で、

一人の人間の心を、

それなりにえぐっていることは、

忘れないでいただけたら嬉しいです。



それでも、あなたが最初に送ってくれた言葉で、頑張ろうと思ったことも本当のことなので、

あなたの言葉も頑張る理由の一つにして、歌っていきたいと思います。

ありがとう。


だから死ねません。

ごめんなさい。

いつかどこかで、あなたのことも、

一瞬でも笑わせられるように、明日からも歌っていきます。

だからあなたも、生きててね。

おやすみなさい。

サポートいただけましたら、今後の執筆活動に分かりやすく意欲を出しますので(笑) ご無理のない範囲で応援のほどよろしくお願いいたします。