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タイ仏教の教えまとめ

ベトナム縦断したり南米に1年間居住したりして、今はタイのお寺で修業中のひろみです。

タイ仏教の教えは結構単純だ。
その教えが瞑想にも大きく関係しているので、今日はそれに関して書いていきたい。

余談だが、パソコンのキーボードが壊れてしまい、めちゃめちゃ書きにくい。
数字は570以外機能停止。
文字も壊れてかけないが、2個死んでいる。

瞑想で直します。


タイ仏教の教えまとめ

タイ仏教の主な教えは4。
「四諦」「八正道」「中道」だ。

この4さえ覚えておけば大体OK。

四諦

四諦は英語ではfour noble truthsと書かれるように、この世の真実のようなものだ。
前提として覚えておいてね、みたいなものだと思ってもらえたらいい。

四諦は4の概念からなる。

  1. この世は思い通りにならない。だから人生とは苦しみである。

  2. なぜ苦しいのかと言うと、煩悩があるからだ。

  3. 煩悩から離れれば楽しく生きることができる。

  4. 煩悩から離れるには、八正道に沿って修行を積めばよい。

この一番が特に大事で、瞑想にもわかりやすく関わってくる。


八正道

四諦にも出てきたが、修行を行う際のガイドラインみたいなものだ。

  1. 正見 Right Understanding

  2. 正思惟 Right Thought

  3. 正語 Right Speech

  4. 正業 Right Action

  5. 正命 Right Livelihood

  6. 正精進 Right Effort

  7. 正念 Right mindfulness

  8. 正定 Right Concentration

英語だとわかりやすいので、英語も載せた。
要するに、全部において正しくしようみたいな感じだ。

悟りに至るには瞑想だけしていればよいというわけではなく、こういった生き方も改める必要があるそうだ。

そういったものをすべて含めて、瞑想にも変化が起きる。


中道

中道は一言で表わすと、「やりすぎず、やらなすぎず」だ。

釈迦は悟りに至る前に6年間苦行をしていたことがあり、このままでは悟りに至れないと気づき、この中道という概念を思いついたそうだ。

マスターも、「苦しみはさらなる苦しみを生み、too much happinessは人を怠惰にする」と繰り返しており、「やりすぎず、やらなすぎず」を強調していた。

その中道の考えに則ってか、タイの僧侶は修行に対してもよい感じにゆるい。
朝晩のお祈りと瞑想も毎日来るメンバーは違うし、お祈りだけして瞑想はせずに帰宅する人とかもいる。

マスター曰く一時たくさんやったりするんじゃなくて、続けることが何事においても大事だよね、と言っており、僕もまさにその通りです!と激しく同意した。


僕は、仏教の教えは本質的な感じがしていて、何事にも通じるものだと感じた。

他の仏教には関係ない本などに書かれていることも、根本的には仏教の教えとつながっていると感じることもあり、それだけ良い教えに触れられていると思っている。

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