2024年8月18日

今日は久々のお休み。
朝起きてお部屋のお掃除を少しして、フィルムの現像を取りに出かける。
そのままコメダに向かう予定だったが市内の本屋へ寄り道。しばらく徘徊してめぼしい本は無さそうかなと思った所、ちょうど内海さんの新刊『希望 : 消滅する日本で君はどう生きるか』があったので購入する事に。探していた坂口恭平の『その日暮らし』は今回見つからなかった。
コメダに向かう。ようやっと
小川洋子、河合隼雄著 『生きるとは、自分の物語を作ること』を読み終わる。小川洋子の「少し長すぎるあとがき」が良すぎて感動した。我々が日常から物語を求めてしまうことは、そのまま 生きること、生きていることと同義なのだということが改めて解った。


一緒に持ってきた『やさしい作詞のしかた』を読み始めるが、前に読んだ本の印象をそのまま大切にとっておきたい気持ちもあって本を閉じた。
その後はツルヤで一週間分の食料を買って家に戻る。買い物を終えて大きな袋を抱えてお店を出る瞬間が僕は好きだ。これからまた新しい生活が始まる。そんなワクワクを、毎回感じてしまう。
ただ今日はふと、このワクワクも、今は「自分の為だけ」のものなんだな…と思った時心底虚しくなった。これが誰かの為の買い物だったりしたら、僕は今よりどれ程慎重に、大切に買い物カゴに食材を入れていっただろう。自分の為だけの選択なんてやっぱりつまらないや!休みの日に感じる虚しさの源泉に触れた気がした。

帰り道に見た雲がとっても美しかった。やっぱり8月の雲が1番好きだな


家に着いて、お部屋でゴロゴロ。本棚を見て何となく漫画でも読もうと手にした本。
軽い気持ちで読み始めた僕がいけなかった。もう今日の僕はこの本のせいで何も出来なくなってしまった。考えるのも感想書くのも何だか意味のないことのように思えてくる。それくらいショックだった。
映画「正欲」を観た後に感じたあのなんとも言えない感覚に似ている。でも今回の漫画には少しばかり希望を感じる部分もあった。2巻まで出てるみたいなので続きも買って読もうと思う。
今日はそんな1日。おやすみなさい

2009年出版
伊図透、おそるべし

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