10年前の未来予想を今読み直してみた(10年前3/14のmixi投稿)
先程、10周年の話を投稿したら、とある人が「10年前に【事務所初日】という投稿をmixiにしてますよ」と教えてくれたので、今見に行っていました。
まあ、どうということはない内容でしたのでその投稿についての紹介は割愛しますが、そんな話よりも、当時からいろいろな妄想をしていて、10年前の3月14日にこんな妄想を書き綴っていました。
それが、それなりに興味深かったので、転記しようと思います。
10年前にしていた未来予想の答え合わせ、です。
私とmixi友人関係の人は直接mixiの日記を閲覧可能です。下線があるこの文章をクリックしてください。
※以下コピペ。
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3/14 パソコンの役割・社会への影響の歴史と今後
2007年03月14日19:53 友人まで公開
この様な妄想を頻繁にしています。
※順序は絶対ではないが、だいたいこんな感じの流れなんじゃないかと。
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計算機としてのコンピューター
特殊な人専用の機械
1対1の通信
プロバイダ内の通信→niftyとか
インターネット・Eメール→事実上のポルノ解禁状態(www海外サイト)
ネット掲示板
メル友、日常とかけ離れたところでの人付き合い
チェスの王者にパソコンが勝ったとか、下らない話題
マスコミの過剰反応
→子供虐待日記(フィクション)に過剰反応
→ネオ麦茶、2ちゃんねる
→ネットで知り合った人と結婚するのがニュースになったりする
ネットの内容を信用していいのかという議論
2ちゃんねる
ネオ麦茶事件過ぎからアングラサイト→一般サイトへ
ネット掲示板の名誉毀損・犯罪誘発問題
極めて特殊・マニアックな趣味の者が容易に集まれるようになる→死体愛好家の集まり等
ひきこもり
オンラインRPGの廃人問題、韓国リネージュ等
ネットオークション、ヤフオク
携帯電話のパソコン機能装備
携帯サイト、ネットを用いた出会い系、不倫の活性化
ネットを使った詐欺の多発。
アメリカのフィッシング詐欺。
ウィニー
キンタマウイルスによる被害者への社会的いじめ
→例:一般人の持っていた不倫画像の流出
→いつまでも晒される。ネット検索で出てきてしまう。
過去を消せない
→スキャンダルは一生ネット検索で出てきてしまう
→名前、顔を変えて過去を捨てない限り無理。
→犯罪記事がいつまでもネット検索で出てきてしまう
警察のネットでの過剰反応
→掲示板に「殺す」と書いて逮捕(「逮捕」の必要があるのか?)
web2.0へ
ウィキペディア
はてな
SNS(閉鎖系コミュにすることにより信用確保を試みる動き、社会不信の緩和)
セカンドライフ→企業投資先行型、昔の箱物行政と同じ構図
■今、このへん■
mixi失敗→2ちゃんねる化
→紹介で簡単に入れるので、閉鎖系とはいえない状況。自作自演でいくらでもアカウントを増やせる。
→サイトによる管理監視→使いづらい→人気減少
ネット不信
会員制、クレジットカードのような本人認証が必要なSNSの出現?
→例:クレジット会社によるSNSサイトが出てくるかも?
SNS主催者が積極的にイベントを作るようになると思う→セカンドライフで企業が懸賞をかけて何か仮想空間上のイベントを作るようなイメージ(ドラクエに出てくるような悪役を設定して誰か倒してくださいとか、宝探しをしてくださいとか、そういう感じ)。
マスコミの失敗
→マスコミの世論操作が、ネットで簡単に暴かれてしまう
→ネット工作員問題→世論操作が簡単にできなくなる
※ネット世代はもうマスコミを信用していないが、団塊世代のおばちゃんなんかはまだまだマスコミを信じているところがある。
情報不信。信じる拠り所を探す。
結局、権威主義の復活。
安心できるところとできないところの二極化
権威による社会操作→ばれる→ネットによる口コミ→工作員→ネット不信→ソースがしっかりしていないと信じない→ソースがしっかりしているかどうかの根拠は権威→この繰り返し・・
技術(ツール)がどのようになろうとも人間って何も変わらないのではないか、っつーのがおれの意見。
ーーー(コピペおわり)ーーー
ネットにいつまでも情報が残ってしまう問題点、忘れられる権利、ステマ、ネイティブ広告、マスコミの凋落・・などの考え方が書いてありますね。
当たったところとそうでもないところがありますが、今後の10年は、さてどうなることやら・・。
最近、ITが法律事務所や弁護士業務にどう影響していくか、人工知能がどう弁護士業界や人間社会に影響するか、よく妄想しています。
ただの趣味ではなく、事務所のかじ取りにもかかわってくる問題なので、結構真剣です。
そのうち、それについても書こうと思います。(おわり)
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