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物欲と金銭的余裕が反比例

物欲と金銭的余裕が一向にマッチしない。むしろ反比例してしまう。

どういうことかというと、今月はもう予算はみ出てるよ!という時であればあるほど物欲が高まってしまう。ネットを見ているとあれもこれもほしくなりカートが大変なことになる。(わたしはネットで買い物するときはカートに入れて1日置くのがマイルールなので。)それに飽き足らず、前々から買いたい思っていたいわゆる一生モノ系のブーツを急にいま買うときがきたんじゃないかと思ってしまったり、今まで挑戦したことのないバケットリストの中のダイビングライセンス取得を突然やってみたくなったり、いままで買うのを渋っていた分厚い書籍に手を出し始めたりしてしまう。家計簿の締日になったら、このネット上に連なったほしいものたちを片っ端から片付けるつもりだった。

しかしいざ家計簿を締めて新しい月になると、この物欲がすんとなくなってしまう。カートにあった商品は「よくかんがえたらそこまで欲しくはないな」と削除してしまうし、一生モノは「まだいいんじゃないか?」と寝かせてしまう。バケットリストは「またタイミングがあえばでいいか」と見送り。結果的に残ったのは物欲サーチに費やした圧倒的な時間のロスだけ。なんだったんだ。こんなことが2〜3ヶ月に1回はある。

金銭的に余裕のない時のほうが前のめりというか、生き生きしているような気がするのと同時に、なんだか向こう見ずでとにかく消費したいという欲望に身を任せすぎている感もある。なにか足りないものを埋めたがっているような。

物欲がわたしを前に突き動かしてくれることもある。でもそれは向こう見ずな側面が多大にあって、選択のプロセスを脳が拒否していることがほとんどだ。選んで買うことは本当に難しくて大変。だけどいらないものを買うことは未来のわたしをもっと苦しめる。物欲に身を任せそうなときこそ自分にあらためて問いたい。それが本当にほしいの?それとも何か別に不安なことがあるんじゃないの?と。


2021/02/09  ayumi nakao


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