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【LEGO日記】弔い人

例えばあなたが、とあるプロジェクトのリーダーだったとします。

あなたはプロジェクトを成功させるために、ありとあらゆる手を尽くしました。

でもそんな奮闘も虚しく、プロジェクトは複雑さだけが強まって、方向感を失いました。恐らく、あなたがここからどれだけ頑張っても、挽回するのは不可能です。

でも、このプロジェクトを天塩にかけて育ててきたあなたは、どうしても諦められないでしょう。

とは言えその反面、「もう誰かに代わって欲しい」という本音も抱えているであろうあなたの胸の内は、このプロジェクト以上に複雑ですね。

そんなとき、「あなたの代わりにプロジェクトを終わらせてくれる職人」がいたら、あなたは彼らに仕事を任せてみようと思いますか?

彼らはあなたのプロジェクトに死神を連れてきて、安らかな眠りを与えようとします。

彼らの仕事を眺めることしかできないあなたの心は張り裂けそうかもしれませんが、同時に務めを終えられることに安堵も感じるはずです。

弔い人たちが、苦しむあなたの救いになるのなら、彼らは必要な存在なのかもしれません。

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※ LEGO®SERIOUS PLAY︎®ではこのように、専用のレゴブロックを使って作られた作品(=メタファー)にストーリーを添えていただきます。

ファシリテーターとしてのスキルアップを図るため、自分の作品をどういうストーリーに包むことができるかを毎日考えています。

ポイントは「完成した作品にストーリーを付けること」であり、「ストーリーに沿った作品を作ること」ではありません。

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