【LEGO日記】ロングランコンテンツの生み出し方
坩堝の中にある様々なものを融解させ、合成させて新しい物質を作り出そうとしたら、高い熱が欠かせない。
坩堝の周りを高い熱で囲みつつ、それを持続させるには、風を送り続けて火を絶やさないようにする必要がある。
そのためにある職人が選んだ方法が、「坩堝の周りの熱が、見る者の肌を焦がすことのないギリギリの距離を計算して、観客席を建てること」だった。
ここならば、観客たちは坩堝を包む熱気を心地よく感じながら、坩堝の中の様子を楽しむことができる。
そこで新結合が発生すると、その場はさらに熱狂に包まれる。
観客たちの感動と興奮は、新たな物が坩堝に注ぎ込まれる機会を生み出すだろうし、絶え間なく加熱される坩堝の中で、新旧様々な物質のブレンドが繰り返されるだろう。
長い間、世代を超えて人々から愛され続ける「ロングランコンテンツ」には、えてしてこのような構造があるように思える。
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※ LEGO®SERIOUS PLAY︎®ではこのように、専用のレゴブロックを使って作られた作品(=メタファー)にストーリーを添えていただきます。
ファシリテーターとしてのスキルアップを図るため、自分の作品をどういうストーリーに包むことができるかを毎日考えています。
ポイントは「完成した作品にストーリーを付けること」であり、「ストーリーに沿った作品を作ること」ではありません。
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