【ワタシの内部】四月七日
この日、私は本を購入した。
イケムラレイコ『どこにも属さないわたし』
エーリッヒフロム『愛するということ』
嶽本野ばら『ミシン』
アンデルセン『絵のない絵本』
メーテルリンク『青い鳥』
丹羽宇一郎『死ぬほど読書』
私が本を購入するときは、題名に惹かれて購入することが多い。
この中で最も惹かれたのが
『どこにも属さないわたし』
孤独が感じられるものに強く惹かれる。
実際にこの本の帯には、「ひとりであること、痛いほどの孤独は表現者にとっての基礎なのだと甘受している」と書かれている。
ここまで惹かれると言いつつ、まだ読んではいない。本棚に並べられているこの本を眺めて、“なんて素敵な色合いと言葉なのだろうか”と想いながら日々を過ごしている。
どこにも属さず、屋上から空を眺める少女が私の中で浮かび上がっている。その少女の胸ポケットには一輪の小さなバラが。
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