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良い企画に必要なのは良いインプット。備忘録のように毎日1つずつ発見を記録していきます。
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プロフェッショナルとエキスパートの間に流れる河の存在について

僕らはリサーチの過程で、よく「エキスパート・インタビュー」という手法を実施しています。 どういうことかと言うと、要は、何かしらの分野をリサーチするにあたって、その領域における大きな地図を手に入れるために、詳しい人に話を聞いて大まかに辺りをつけようという方法で、某クリエイティブ界隈の注目を集める雑誌の編集長だとか、某有名起業家だとか、某伝統産業の職人だとか、俗に言うインフルエンサー的な人にもインタビューをしたりする。 が、しかし、上手くいえないのだが、その業界において有名で

物知りさんからアイデアマンに成長するための2step

土曜のせっかくの休みなので、喫茶店でパスタをくるくるしながら本を読んでました。休日は頭を使いたくないので、仕事とあまり関係ない本を読むようにしています。ちなみに今日読んでいたのはこれ↓ 知らなかったんだけど、牡蠣って海水と真水が入り交じるところじゃないと生育しないんですね。てっきり海水オンリーでいけるのかと思っていたけれど、意外と繊細な食べ物なんだなと思った、だからあんなに美味しいんだろう。たまに食材のおいしさって採る難易度と比例しているなと思うときがある。あんなに美味しい

Day2|世界が便利と贅沢に二分されていく

良い企画に必要なのは良いインプット。備忘録のように毎日1つずつ発見を記録していくマガジンです。👉 1day1insight さいきん、ローカルラグジュアリーみたいな文脈がすごく来てる。たぶんその先取りがnomaの隆盛なんだろう。その後、日本でもローカルガストノミーだったり、星野リゾートの小規模だけどエッジのたった高級宿の人気だったりにつながっている。 上記のキャプチャはいずれも星のや富士のサイトから拝借した。 また、最近は京都のアートホテルなんかもすごく人気。 その一

Day1|ミシュランvsアジフライ

良い企画に必要なのは良いインプット。備忘録のように毎日1つずつ発見を記録していくマガジンです。👉 1day1insight 伊藤 いいお店ですよね、あそこも。 糸井 うん、いいよね。 なにせメニューにフライ類があるのが、 ぼくなんかにはありがたい。 伊藤 あ、そうですか。フライ類。なぜに?  糸井 いろんな意味があるけど、 まずは店にフライがあるっていったらさ、 急にポピュラーゾーンに入るじゃない。 お店の敷居の高さって何で決まるんだろう、というのを考えてみると、それは食