[NIKON Z6]動画撮影時の設定カスタマイズ例
ニコンのフルサイズミラーレス「NIKON Z6」の設定カスタマイズ例(動画撮影向け)です。撮影対象は主に風景とスナップと星空、動体はほとんど撮りません。
動画iメニュー上段
・ピクチャーコントロール|フラット
・ホワイトバランス|オート(雰囲気を残す)
・測光モード|マルチパターン測光
・風切り音低減|OFF
・フォーカスモード|フルタイムAF(AF-F)
・AFエリアモード|オートエリアAF
ホワイトバランスは屋外撮影時だけ「自然光オート」に、白飛びが気になるときは測光モードを「ハイライト重点測光」に変えます。
従来の一眼レフよりも動画撮影向きですが、オートフォーカスが爆速とは言えないので、マニュアルフォーカスも結構出番があります。
動画iメニュー下段
・手ブレ補正|ON(ノーマル)
・電子手ブレ補正|ON
・マイク感度|AUTO
・録音帯域|広帯域(WIDE)
・ピーキング表示|OFF
・ハイライト表示|ON(しきい値255)
三脚撮影時は手ブレ補正を「OFF」、電子手ブレ補正を「OFF」にします。ピーキングやハイライト表示(閾値)はお好みで。
動画カスタムボタン
・Fn1ボタン|フォーカスモード/AFエリアモード
・Fn2ボタン|フォーカスモード/AFエリアモード
・AF-ONボタン|拡大画面との切り換え
・サブセレクター中央|格子線表示
・シャッターボタン|静止画撮影
・レンズのコントロールリング|フォーカス(M/A)
静止画撮影時ほどフォーカスモードやAFエリアモードの切り換えは行いませんが、Fn1ボタンとFn2ボタンはよく押し間違えるので同じものを設定。
シャッターボタン半押しでもオートフォーカスが動作するため、親指AFは使わず、ピント合わせにも使える100%拡大画面にしています。
ピクチャーコントロール「フラット」
動画は後から調整できる範囲が(静止画のRAW現像と比べ)限られているため、撮影時にある程度映像を整えておくことを意識しています。
編集時の色の補正等を前提に、ピクチャーコントロールは階調の広い「フラット」にして撮影しています。あとから補正しないならスタンダード。
ピクチャーコントロールの設定で輪郭強調やクイックシャープをプラスにしてくっきり映像、マイナスにしてやわらか映像にできます。
まとめ
NIKON Z6は瞳認識ができるようになったり、N-Log撮影やRAW動画を撮れるようになったり、バージョンアップでできることが増えました。
フォーカスブリージングの少ないレンズを選んだり、自分好みのLUTを探したり、静止画ほど簡単ではありませんが、動画にも適しているカメラだと思います。
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