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国公立大学では大学が指定する期間内に申し込むことで、大学が合否判定に利用した2次試験の科目別得点、総得点などの成績を本人に限って開示している。

成績開示。科目別得点も総得点も個別の問題に対する解答の点数の小計、合計だから、採点ミスはわからないじゃないかと。たしかにそうなんだけれど、ほぼ起こり得ない採点ミスよりもっと恐ろしいことがわかったりしますので、申し込むのは良いこと。

国公立大学によっては科目別得点が、解答素点の2倍だったりします。それは入試の要綱で公開されているから周知の事実。入試屋はしっかり掴んでいるし、入試課だってわかっている。

ところが、その計算をエクセルでやらせていると始末が悪い。本来2倍されていなければならない得点がエクセル上で2倍されてなかったりする。実は過去にある国立大学の個別学力検査でそれをやらかした。クワバラもので、不合格になった受験生が成績開示請求したら、何と本来偶数でなければならない科目別得点が奇数だった。。。。

やっと間違いに気づいた大学が計算しなおしたらあれよあれよと追加合格を打つ羽目に。こんな事件は各大学の錚々たる入試屋をも震撼させてしまう。

要するに、こんな目に会いたくなければ素点満点を最初から倍にしてればいいんだよ。受験生を混乱させて、人の人生をもっと大事にしなければならない。

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