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道の駅めぐり #009 ばとう

こんにちは。nyooooです。
栃木県北めぐりもいよいよ後半戦に突入です。『夕焼け温泉 馬頭温泉郷』にある「道の駅 ばとう」が今回の目的地。今回は、泣く泣く夕日と温泉は別の場所ですが、初めての土地にワクワクしながら車を走らせました。

それでは、出発進行 🚗💨

🍦 [間食]道の駅 ばとう

農産物直売所
ソフトクリーム(バニラ) ¥300

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のぼりのソフトクリームよりたっぷりとしたボリュームで、なんだか得した気分。溶けないうちに早速パクリ。「ん?イチゴ?いや、確かにバニラを注文した。あれれ?」と思ってしまったくらい、いちごのような爽やかでフルーティなミルクのコクのするソフトクリームでした。もちろん文句なしの滑らかな舌触りがとても美味しく、浮かんだ疑問は気にせずあっという間に完食してしまいました。

道の駅めぐり #007 やいた』『道の駅めぐり #008 那須与一の郷』で食べた、王道直球どストライクと言わんばかりのミルク味とは確実に違いました。でも、きちんと絶品。ランキングの位置付けが悩ましいです...それにしても、栃木県のソフトクリーム株はどこまで上昇し続けるのでしょうか。

🚶‍♀️ [散歩]道の駅 ばとう

アイス工房 武茂の郷

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ソフトクリームとは別にジェラートの店もありました。食べるアイスは「ソフトクリーム(バニラ)一択!」と決めていなければ、これはどちらを食べようか数分悩んでいたと思います。食べたいけれど、常人の胃袋では取捨選択が必要不可欠です。

それにしても、木に手書きの看板は味があって素敵ですね。と、同時にかっぱさんかわいい...ちょっと辛そうなのがまた笑えます。ここにこの状態でかっぱさんを置こうと決めたスタッフさんと仲良くなれる自信があります。

🧺 [買い物]道の駅 ばとう

農産物直売所
(左から)
ソーセージ ¥510
大田原産栃木三鷹とうがらしのチョリソ ¥510

ウィンナー

道の駅めぐり #004 しもつま』でもソーセージは購入していたのですが、こちらを実食して改めて思ったのは「本当に美味しいソーセージは、しょっぱくない・肉の旨みが濃厚・皮に弾力がある」ということです。

焼くと皮の内側に肉汁が溢れ出てきているのが見えてテンションは高まり、いざ食べると弾力のある皮が美味しい汁をきちんとキャッチしてくれ、美味しい肉汁を全て逃すことなく口に運ぶことができました。これは皮である腸もまた新鮮な証拠に違いない、と想像を膨らませます。

道の駅めぐり #008 那須与一の郷』では、おとなり「大田原市」がとうがらし生産量日本一と学んだばかり。チョリソを見逃してはいけません。本来のとうがらしは痛みという刺激ではなく、「漢方・薬膳」のようなスパイスとしての刺激で、ポカポカと新陳代謝を促進させることが「効能」なのかもしれない...なんてことを考えながら本当に美味しく頂きました。

🌅 [休憩]道の駅 ばとう

那珂川町観光協会 休憩スペース
日光・那須連山に落ち始めた夕日 ¥0

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後の行程もあるため、日没の時刻まで滞在はできませんでした。しかし、なだらかな日光・那須連山の山並みと平らな馬頭の土地、そしてそこに落ちてゆく夕日は、何時でも、どんな気候でも、みんな違ってみんな良いと思います。日が傾き始めた頃合いの、山の頂き付近がほんのりオレンジ色になっているこの時点ですでに美しい。

色相環で補色の位置関係にある「青」と「だいだい」が織りなすグラデーション。小さな頃から「いつか絶対空の色が変わる瞬間を見つけるんだ!」と思い、もう何年経過したのかは内緒です。マジックアワーの空の美しさに見惚れているうちにいつも空が暗くなってしまうから、大人になった今でも小さな私の願いを叶えてあげることはできていません(そんな瞬間など存在しないのは分かっています)。

好天に恵まれたこともあり、日没を待たずともとても美しい眺めで本当に癒されました。この日はここまで数百kmドライブしてきたけど、道すがらの景色を楽しみのんびり走る田舎道に感じるのは「疲労」ではなく「悦び」。美味しい空気・美味しい食材・美しい景色・気持ちの良い温泉、これ以上ない贅沢であり癒しだなと、素敵な土地に足を運べたことが嬉しくなりました。

📖 [スタンプラリー]道の駅 ばとう

那珂川町観光協会 カウンター前
スタンプ ¥0

ばとう

馬頭地区がある那珂川町は「日本で最も美しい村連合」の加盟町村でもある「小砂(こいさご)地区」を含む町です。それに見合う、とても繊細で美しいデザインのスタンプです。こちらは江戸時代のあたりの風景なのでしょうか、木の枝1本1本・茶屋の内部・田畑や山肌、実に細かな所まで緻密にデザインされていて見事です。

ここのところ上手く押せないスタンプがいくつかあったので、一発でくっきりと押すことができた感動と、顔を出してくれたのが何とも繊細なデザインであったことに「おぉ...スゴい」と思わず感嘆の声が出てしまいました。

「道の駅 ばとう」のある馬頭地区は茨城県との県境ですが、かつては水戸藩の支配地で徳川光圀公もよく足を運ばれていたそうです。光圀公あらため黄門様と助さん角さんも、温泉に浸かりながら美しい夕日を眺め癒され、しし肉で精をつけていたのかもしれませんね。

📖 雑記

出発前、今回はどこの温泉に入ろうかと考えていた時に「馬頭温泉郷」のどこかで夕日を眺めながらにしようか、「道の駅 きつれがわ」の施設を利用してみようかギリギリまで迷っていました(今回は「道の駅 きつれがわ」で入浴)。

景色の美しさはもちろんのこと、直売所ではしし肉が売られていたのが特徴的だったと思います。猪さんは食べたことがないので買ってみようかと思いつつも未体験の肉に怖気付き、当初の目的であったウィンナーの購入にとどまりました。特に、チョリソは『道の駅めぐり #006 猪苗代』の立ち寄りで購入したワインと共に食したら抜群のコンビネーションでした。

次は、レストランで「イノシシ丼」をいただき(「ししまるの郷」なのにししの実食をしていなかった...)、バニラ味のソフトクリームの謎を再検証し、日没を見届け、馬頭温泉郷の温泉にも入りたいです。これは再訪確定です。

📖 道の駅めぐりの記録

・自宅からの距離:115 km
・累計走行距離:1,680 km
・めぐった道の駅の数:9 個
・集めた道の駅スタンプ:11 個
・あって良かった装備:特になし
・なくて良かった装備:特になし
・課題:チャレンジ精神の欠如

「ししまるの郷」なのに、猪さんに全く手を出さなかった後悔がものすごいです。この時空腹ではなかったのでレストランでの実食は難しかったにせよ、保冷バックは常に携帯しているし、現在は冬。この後車中泊を経ての帰宅予定ではあるけれど、十分保冷環境は整っていたのに...

少し前に「猪美味しいから食べてみな!」「分かった!食べみるー!」という会話をしていたのに小心者です。今度こそ、再び猪さんに出会ったらいただいてみなければ。

いよいよ、栃木県北めぐりは次の「道の駅 きつれがわ」が今回のゴールとなります。温泉と夕日を楽しんできた記録を綴りたいと思います。

🔗 参考リンク

道の駅 ばとう
夕焼け温泉 馬頭温泉郷
[有限会社星種豚場]ばとう手づくりハム
[とうがらしの郷づくり推進協議会]栃木三鷹とうがらし
[日本一美しい村連合]栃木県那珂川町小砂(こいさご)
[那珂川町]那珂川町の概要
[那珂川町]八溝山系の野生イノシシ肉『八溝ししまる』
道の駅 きつれがわ
[マガジン]道の駅めぐり

道の駅めぐり #009 ばとう - 完

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