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オフィス空調問題に答えはあるのか

課題を認識した個人面談

前回行った個人面談(1on1MTG)で多くの人から空調に関する問題提起や不満が出てきました。

給与や昇給などの評価に関することや、事業展望に関してのことが多くなるかと思いきや、メンバーの最大の関心事は「空調」だったのです。恥ずかしいことに僕自身は全然意識できておらず、まったくの意外でした。

空調に関する問題を詳しくヒアリングしていくと、2つの問題があることに気が付きました。

いろいろな感覚の人がいる

まず1つ目は「暑がり寒がり問題」です。

僕自身は許容範囲が広いのかオフィスで暑いとか寒いとか感じる事は稀なのです。ただ、実際には多くの人が「暑すぎる、なんとかしてくれ」もしくは「寒すぎる、なんとかしてくれ」と言ってきました。

しかも、暑すぎる派と寒すぎる派が同じくらいおり、期せずしてビートソニック社の多様性(ダイバーシティ)を感じる結果になりました。

なので単に設定温度を下げるとか上げるでは解決しないことがはっきりしたわけです。

平等なルールの大事さ

2つ目の問題は「勝手に設定温度を変えられる問題」です。

今まで、温度設定に関してはエアコン近くの人の感覚に任せていたところもあり明確なルールは存在していませんでした。それが故に、声の大きい人やポジションの上の人の意見が通って勝手に温度を変更していた状態でした。

勝手に温度を変えられると暑い寒いという物理的な不満だけでなく、このやろう!というような感情的な不満にもつながってしまっており、大変良くなかったなと反省しています。

同じ空間を共有する仲間なのでできる限りネガティブな感情はないに越したことないですよね。

その後、感情的な不満は「会社で卓上扇風機を買ってくれ」「それだったら僕にはブランケット支給してくれ」のような方向にも話が飛び火してしまいました。

会社はいえば何でも買ってもらえるところじゃないんだぞ、と喉まで出かかりましたが、それをグッとこらえて「まぁ、まってくれ。いい方法考えるから」と宥めました。

第一次施策はこうしました

こういう施策はトライ&エラーがつきもの、最初から完璧を目指すべきではないと考えて、第一次施策としてあまりお金をかけずにできる方法を考えました。

考え方は

室温に関する不満を100%解消するのではなく、みんなが納得できるルールを敷く

というものです。

そのルールは

オフィス各所に温度計を設置し、その温度を26度に保つ

というものにしました。

逆に言うと26度でも暑い、もしくは寒い人は各自で解決してくださいねということ。このラインを引くということが大事なんだなと思いました。

使ったのは以下の2つ

アプリで温度湿度が見られる温度計とサーキュレーター。

これらをオフィスに導入し、「25度になったら設定温度上げる」「27度になったら設定温度下げる」というルールにし、そこは手動で管理することにしました。

本当に室温を一定に保てるのか、不満が減り、生産性は上がるのか、乞うご期待。

物理的にも感情的にも働きやすい職場環境をつくりたいとホンキで思ってるので、いい方法や他社での成功例があればおしえてください

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