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分からないって、ムカつく!

大人気なく、久々にムカついてしまった。
阿呆なので毎日のんびり心穏やかに暮らしてたのに。

専門職が専門用語を使って話すのはいい。専門用語で広告を出し、専門職の人しか釣らない。だから都合がいい。断然いい。
だた、その後に「専門職以外の方もどうぞ」と続いたところで、ムカついてしまった。

ムカついたのには理由がある。昔覚えたことを、今も絶対正しいことだと信じていたから。

高校三年の時、進学・就職の面接指導で「短縮語を絶対使うな」と言われたことをよく覚えてる。"朝練"ですら使うなと。
当時はさすがに朝練くらい分かるだろと思ったけど、面接官がふた世代ほど離れてる可能性もあるし、今なら国すら違うかもしれない。

私は今でもこの事を信じて、できる限り守って実践してきた。
しかしながら私が実践したところで、会う人全員が同じく実践する訳ではないし、私が正しさを振りかざす行為は、それはそれで間違ってると思い直した。

全て自分が用意して、相手をもてなせ、媚へつらえということではなくて。かと言って相手が私に理解できない単語ばかり並べたからムカつく!と噛み付いて良いわけでもなくて。

相手に分かるよう配慮して言葉を選べは、相手はきっと話を聞いてくれる。
配慮が伝わらない時もある。その時は素直に分からないことを分からないと伝えれば、相手はきっと答えてくれる。

よく伝え、よく質問する。

会話の最適解は自分の正しさからは見つけられない。

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