つれづれ…なるままに。50。

今日は出かけないと、決めました。
休みは休みらしく休みます。

ところで。
学校というところは、不思議なところで「休み時間」は休み時間じゃないんです。

中学校は「教室移動の時間」で、昼休みは割りと好きに過ごしているようです。
小学校は、地域性はありますが「休み時間」に、マラソン大会の練習とか、運動会のリレーの練習とか、大縄跳びの練習とか、なんだかいろいろやっています。

子どもが全然、休んでないじゃない?

担任の方針で、そのクラスだけ「休み時間」に課題やドリルの続きとか、百人一首とかやっていたり。ハッキリと言えば。

児童に自由な時間がない状態です。

子どもにも、そこらへんを上手く逃げるタイプもいます。

例えば「休み時間は外で遊ばなくてはいけない」という謎ルールに対して、コソッと図書室に来て、私に

「校庭一周したからオッケーだもん」

と、言い切った強者もおります。
(私は見つからないように、また何か誰かに言われたらどうしよう~と、言い訳を考えたり大変なんですけど。)

しかしです。休み時間まで「何かをやらせる」って…どうなんでしょうか?

外遊び重視の学校は、だいたい図書の返却が悪いです。休み時間残りわずかに、廊下を走って(禁止事項です)図書室に汗だくで入ってきて、はあはあ言いながら

「本返します!」

返すだけです。次の授業がありますから、また走って(禁止事項です)教室に帰ります。

なんか、おかしい。

謎ルールのない小学校にいたときは、図書室が癒し空間だったようで、誰かが騒いだり、喧嘩なんか始まると、子どもが子どもに対して「外へ行け」と言ってくれてました。

休憩時間は、仕事をする大人でも取ります。お昼のランチの楽しみや、コーヒーやお茶を飲んで一息つくとか、あると思います。

一度リセットする時間は大事です。

そのためにも「休み時間」ぐらいは自由な過ごし方をさせてあげたい。と学校図書館の窓から眺めて、ため息をついています。

結局。
子どもにそのような謎ルールを与えると、教員も「休み時間」がないんです。(教員の仕事としては、学校に子どもがいる時間帯は休憩はありませんし、できません。)
大人にも、余裕がなくなるのです。

お互いに疲れるだけのような気がします。

ちなみに。
「図書室にひとりだと、好きに出来ていいわよね~」などと仰る方もいますが、ひとりだから忙しいんです!けど、なかなか理解はされません。
たまに、1日誰とも話をしないとか…あります。誰も来ない図書室は、今の時期は寒いです。心も体も。

休み時間に図書室に来て、本を読んだり、くつろいだりして、次の授業に行ける。

それも大事じゃないかな~などと、感じています。

いい感じの空間です。自画自賛です。

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