集中力を上げるためにはまず「休む」
今回は、脳科学的に、僕が最も効率がいいと思う、「休む」法について書きたいと思います。
もちろん集中力を上げる方法は、「休む」他にもたくさんあります。
カフェに行くとか、観葉植物をおくとか。
ただ、これらはあくまで集中力を上げるコツにすぎず、脳が「集中」という現象を作り出す過程をふまえてはいません。
なので今回は、最も本質的な意味で、なぜ集中できないという状況が生まれるのか、「休む」ことがなぜそんなにも重要なのか、を解説していきます。
1 休むことがなぜ集中につながるか
なぜ休むことが最も集中につながるのでしょうか。
それは、私達の脳は、「休んだ直後に最も集中できるから」です。
私達が作業している時、何かに集中している時には、脳が集中を促進するための様々な神経物質が分泌しています。しかし、一定以上の時間がたつと、脳はこれらの物質に慣れてしまいます。反応が鈍くなってしまいます。
これが「集中がきれる」という状態です。
なんか集中できない、という状況は神経物質への反応が鈍くなっている状態ということです。
脳の神経物質への反応を鋭くし、再び集中を取り戻すには、本質的には1つしか方法がありません。
それが「休むこと」です。
休むと神経物質への反応が1回リセットされます。
そうすると、再び作業を始めたときに、脳が集中しやすい状態に戻っているのです。
では具体的にどうやって休めばいいのでしょうか
2 具体的な「休み」方
僕のおすすめの休み方は、「目をつむる」、ことです。
これにはいろいろな科学的理由があるのですが、最も大きな理由は、目を休めることが最も効果的に脳を休めることにつながるからです。
視覚は人間の五感の中で最も脳との結びつきが強い感覚です。
なので、視覚を遮断してあげるのが脳の休憩につながる、という仕組みです。
みなさんもこんな経験ありませんか?
休憩中スマホみてだらだらしてたけど、なんかぜんぜん疲れ取れてない、、、
実はこれ当たり前です。目使いまくってるので。
もちろんリラックス的な意味で、インスタ見たりツイッター見たりするのはリフレッシュにはなりますが、脳は全く休まっておらず、むしろフル稼働してしまっています。
でも、目つむるって、、、ほんとにつむるだけ?
つむるだけです。5分でも10分でも、目をつむってぼーっとするだけです。
本当に効果あんのかよって思いますけど、めっちゃ効果あります。
簡単だし、すぐに効果が表れると思うので、是非試してみてください。
3 まとめ
今回は集中力を上げる、「休む」法について書きました。もちろん集中力を上げるコツ他にもたくさんありますし、どれも効果あると思います。
ただそのようなコツにとびつくのではなく、まずは、「集中とは何なのか」を理解すること、これが大切だと思います。
脳科学的なものでなくても、人それぞれ自分が集中できる、または集中が切れてしまう理由は様々だと思います。
自分が集中できている、集中がきれてしまっている、と感じたら、ぜひそれがなぜなのかを考えてみるといいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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