記憶力をあげるコツ
なにかを「覚える」ってたいへんですよね。覚えるのには時間かかるのに、気付いたたら一瞬で忘れてるみたいな、、
英単語でも、受験勉強でも資格の勉強でも。
「あれこれ1週間前に覚えたはずなのに。」「あれこれ前も見たな、どういう意味だっけ。」
普段生活の生活で、よくこんなことありませんか?
「あれ私何しようと思ってたんだっけ。」「あれ何とりに来たんだっけ。」
今日はそんな私達のために、何かを「覚えた」後、それをなるべく「覚え続ける」コツを書いていきたいと思います。
1 人間の記憶の仕組み
2 「覚え続ける」記憶法
3 より具体的な記憶のコツ
1人間の記憶の仕組み
私達の脳には、新しく覚えたことを一時的に保存しておく「海馬」という場所と、長期的に保管しておく「大脳皮質」という場所があります。
新しく覚えたことは一度海馬に保存され、その中で必要と判断された情報だけが大脳皮質に保存されます。
ここで悲しいのが、覚えた情報は、1週間後には約8割の確率で忘れ去られてしまっているということ。
ある実験によると、新しく覚えた情報は、1時間後に56%、1日後に74%、1週間後には79%が忘れられてしまうらしいです。
そんなのむりげーじゃん!
安心してください。これをちゃんと理解した上で、私達の脳が、忘れない確率を高めればいいのです。
2「覚え続ける」記憶法
ではどうすればその情報を覚えていることが出来るのでしょうか。
こたえはひとつ、私達の脳に、「これは必要な情報だ!」を思い込ませることです。
これには多くの方法があり、人によって何が一番効果的かは異なりますが、今回は僕が一番効果のあると思う方法を紹介します。
それは「繰り返し記憶法」です。
大げさに言ってますが、おそらく当たり前に私達が日常で行っていることを、意識的にやるだけです。
海馬がどんな情報を必要だと判断するかにはいくつかの条件があり、その中でも、「繰り返し記憶されるもの」は特に効果が高いらしいです。
よって、繰り返し記憶する度にその情報の重要度が高まっていき、大脳皮質に保存できる、という仕組みです。
具体的な方法は
1 1時間後に復習
2 次の日に復習
3 1週間後に復習
4 1か月後に復習
いやそんな何回も?って思うかもしれませんが、必ずしもこれらを全部やらなくても覚えられることもあります。
おそらく1か月後に復習、のところまでいけば大抵のことは覚えられると思います。
ただ逆に言うと、よっぽど地頭のいい人でない限り、これくらいやらないと忘れてしまうということです。
それほど私たちの脳は忘れやすいのです。
自分の記憶力を過信しないこと、これが一番のコツかもしれませんね。
3 より具体的な記憶のコツ
記憶力を上げるコツは他にもたくさんあります。
テストをする。声に出す。詰め込み学習をやめる。覚えた後すぐ昼寝する、ect...
これらの方法の説明は、他のnoteでより詳しく書きたいと思いますが、
何よりも大事なのは、「覚える」というよりも、仕組みを理解した上で、私達の脳に、「覚えさせてあげる」ということかもしれませんね。
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