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Book② ー3『金持ち父さん 貧乏父さん』 第一の教え 〜金持ちはお金のためには働かない〜 中編1

はい、ということで中編1、やっていきたいと思います!
普通に読んでいたんですが、個人的に結構気になる部分とか、時間をかけて読みたい部分が多かったので、中編が2つに分割して、全体としては第一の教えは4日構成になりそうです!

基本情報

今回読んだ部分では、主に前回の続きとなる重要な部分やロバートさんが使っている「ラットレース」という言葉が出てきました〜!

タイトル:『金持ち父さん 貧乏父さん』
著者:ロバート キヨサキ (著)・シャロン・レクター(公認会計士) (著)・白根 美保子 (翻訳)
単行本:288ページ
発売日:2000/11/9
出版社:筑摩書房
言語::日本語

ということで内容の方に映っていきたいと思います!

知るべきこと

☆中流以下の人間はお金のために働く、金持ちは自分のためにお金を働かせる☆
 これが実際の「第一の教え」とのことです。
 金持ち父さんがロバート少年やマイク少年に伝えたことですね。これは『お金持ちの教科書』でも出てきた話でもありますし、前回の前編の部分でもかなり仄めかされていた内容ですよね!お金持ちとそうでない人を分かつ最大の考え方でありお金儲けのやり方はこれに収束すると思います。金持ちは自分が働くのではなく、お金に働かせる

☆お金がどのように働くか☆
 それを成し遂げるためにはどうしたら良いのがをつかめていないロバート少年に学ばせる、理解させようとしたときに出てきた発言ですね。お金がどのようにして働くのかを学ぶことができれば、お金を働かせることができるということだと思いますね。

☆学校はお金のためにどう働くかを学ぶ最高の場所☆
 学校ではお金がどのようにして働くのか、どうしたらお金を働かすことができるのか、を学ぶことはできない。じゃあ何をしているのか?という疑問を抱くロバート少年に、お金の稼ぎ方、お金のために働く方法を学びたいのなら学校に行くのがいい、学校はそのためにあるから。と伝えた。学校ではお金を働かせる方法は教えてくれない。お金のために働く方法の方が何倍も簡単で、かつ安心できるからなのだ。

ラットレース

☆学べば学ぶほど知らなくてはならないことが増えていく☆
 お金について学んでいくとして、それに限界や終了はないのだという。試験勉強や資格試験などには出題範囲のように終わりはあるが、お金について学ぶと、熟練度や知識量に応じてさらに知るべきことが増えていくため、お金に関する勉強は一生涯続くのだという。

☆みんな、自分がハマっている罠が見えない☆
 大抵の人は、恐怖と欲望が仕掛ける罠にハマっているのだという、そしてその罠にハマっていることにさえ気づいていないのだと。その罠というのが、恐怖と欲望に駆られたことで出来上がる、人生のパターンである。

☆人生のパターン、ラットレース☆
 その人生のパターンというのが「朝起きて、仕事に行って、請求書を支払う」ということだ。これを永遠に繰り返すだけのことが人生のパターン。そしてこれは、給料が上がったからと言って変わらない。支出する対象、請求書の量が増えるだけでパターンは変わらないのだという。これを金持ち父さんやロバートさんは「ラットレース」と呼ぶ。

☆感情に任せて反応しているだけ☆
 じゃあなぜみんなこの罠にハマってしまうのか、それはみんな感情に任せて反応しているだけだからだという。金持ち父さんは感情に任せて「反応」しているだけで行動ができていないと言いたいのだろう。つまり、なにかをする時に、考えて選択しているわけではないのだ。

☆恐怖が罠の中に閉じ込めている☆
 そして、感情に任せて反応してしまう人は、ラットレースから抜け出すことができない。恐怖がその人を罠の中に閉じ込めているから。では何に恐怖しているのか?ほとんどは、お金がないこと、なくなることに恐怖、心配している。だからこそその恐怖をなくすためにはお金が必要、お金さえあれば恐怖はなくなると思いお金のために働く。ただ、お金が増えたとしても、恐怖はなくなることがない。今度はもっと多くの恐怖に駆られ、またもっと多くのお金を稼ごうと、お金のために働く。こうしてラットレースから抜け出せないでいるのだ。

☆自分のためになるように心と感情を使う☆
 ではどうすればいいのか?感情を持たない?それは不可能だ。そして感情というものはすごく大きなエネルギーを持っている。だからこそ、その感情を自分のためになるよう、自分にとって良いことに使うのだ。そうすれば、感情に反応するのではなく、感情をコントロールし、考えるということができるようになる。

☆考える人間に☆
 感情に反応する人間でなく、感情を観察して考える人間になれ、ということだ。ただ感情に反応するだけなら誰でもできるし、そんなことをしていてもラットレースから抜け出すことはできない。だからこそ、感情を観察し、考える人間になることで、感情の持つエネルギーを用いて自分のためになるように使うことができる。そうすることでラットレースから抜け出し、お金持ちになることができる

おわりに

こんな感じでした。お金の働き方を知ることでお金を自分のために働かせる。ということと、感情に左右されるだけじゃなく、感情を観察し、その感情をどう活かすことで自分のためになるのかを考えることが大事ということでした。

ということでnoteで書評第8弾はこんな感じで終わりにしたいと思います。
また次もよろしくお願いします!

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