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画像認識してくれる人工知能に挑戦した話

前回、「秋田の日本酒をレコメンドするアプリを作った話」というのを書いたのですが、今回はその後日譚。

7月に日本酒レコメンドAI「ノマネスカ」を公開して、そろそろ10月も終わろうかというところ。結果はどうだったかというと、最初こそ反応して下さった方もおられたのですが、すぐに飽きられたのか使ってもらえなくなりました^^;
まぁそりゃそうですよね。秋田の日本酒(種類も少ない)にターゲットを絞り込んだレコメンド、そんなに使うシーン無いですもん。しかも別に宣伝もまったくしてないし。

でも、じゃあそれが無駄だったかというとそんなことはないんです。実は最近、せっかく作ったノマネスカの宣伝もしないで何をしていたかというと、ノマネスカのプログラムを応用して「画像認識AI」を作っていました。
…ピンとくる方おられますかね?AIの特集で見たことがある方がおられるかもしれません。特に活躍しているのは医療の分野ですかね。お医者さんでも気付けないような疾患を発見して話題になったりしています。

この画像認識AIも使い方次第では秋田の役に立てるよなー、という思いをずっと持ってまして、今回実際に雛形になるプログラムを作ってみた次第。どういうことかと言いますと、この画像認識AIが農業の分野でも活躍しており、「きゅうりの等級を見極めて仕分ける」とか、「農作物を荒らすイノシシを捕獲する」といったことに使われてるようなんです。これを応用できれば、秋田でも「農家の人手不足解消」とか、「毎年町中に現れるクマ対策」等ができるのでは、と思っています。

と言っても、今はまだ個人でプログラムを作って試してるレベルなので全然実用的なところまではいっていないのですが。プログラムの難易度ももちろんなのですが、画像認識AIを作るにはとんでもない数の画像データが必要になります。個人ではそれを集めることは難しいので、もし何かこのAIの使い道に心当たりがあって、データも用意できるという方がおられればお話してみたいなぁと思い、こうしてブログを書いてみました。

ノマネスカも継続していきますが、この画像認識AIを使って、また何か面白いものが作れればなぁと思っています。何か面白いネタがありましたら、お気軽にツイッターまでお声がけ頂けると嬉しいです。

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