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横浜西口五番街

2018年12月30日。

同窓会で栄光のみんなに会った。横浜のいつもの魚民で集合。飛行機に乗り遅れて到着が遅れ、横浜駅から早足で魚民に向かう。地図は頭に入っているので迷うことはない。

19年間住んだ横浜を離れ、札幌に住み始めて5年。当時は、地元を離れて北海道に住むことも大事件だった。

久々に横浜のドンキの前を歩いた。さすがに年末。まっすぐ歩くのも難しいほど人で溢れかえっている。

二人ではしゃぐ楽しそうなねーちゃん。男ばっかりの同窓会っぽい集団。居酒屋のキャッチがしゃべりながらタバコを吸ってて、道のはしっこには派手な髪の毛の少年が地べたに座って女の子とはしゃいでる。

今思うと、狭い街だ。汚くて無秩序で、無駄なことばかりが溢れている。

なぜ、高校生のとき、この街があんなに魅力的に見えていたのだろう。ドンキの前でたむろする少年が、当時の僕には眩しくてたまらなかった。
17才の僕には、それよりも広い世界はまだ実感がわかなかったのかもしれない。

これからも、きっとまだまだ知らない世界がたくさんある。

当時、カッコよすぎて超人のように思えた胸毛がセクシーなケバブ屋のトルコ人は、少し太って髪が薄くなっていた。

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