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DISH// 「猫」

【毎日noteに再チャレンジ!思い出に残る・印象に残る曲について、1日1曲ピックアップします。⑲】

ここ1カ月くらいで知った曲です。きっかけは、YouTubeの「The First Take」というチャンネル。(ゴスペラーズの時にもちらっと触れましたが…)アーティストの一発どりのパフォーマンスを鮮明にリアルに届ける、というチャンネルです。この動画で歌っているボーカルの北村匠海さんは、俳優さんとしては知っていましたが、「DISH//」というアーティストとしてはあまり認識していませんでした。しかし、この動画を見て、歌声とパフォーマンスを見て、いい意味でイメージがガラリと変わりました。それ以降、DISH//の他の曲も少しづつ聞いてみたりしています。

猫になったんだよな君は 
またフラッと現れてくれ

何らかの理由で会えなくなってしまった相手を「猫になったんだ」としています。

人間は勝手な生き物です。自分の気持ちや都合を言い訳にして、世界にいろんな意味を与えます。歌だけじゃなくて、小説とか詩とか、日常生活のふとしたときにも、意味を与え続けています。

悲しいのに、空は憎たらしいほど澄んでいて、とか

涙した私を慰めるように愛犬がすり寄ってきて、とか。

この詞でも、猫に対して、会えなくなってしまった相手の魂を張り付けて、この期に及んで「現れてくれ」なんて言っちゃう。

猫が人間のようにモノを言わないことをいいことに、いろんな意味を与えて、勝手にしゃべらせたりなんかもして。

でも、そうでもしなきゃやり切れない気持ちが沸いてしまう。良くも悪くも「感情」というものがあって、それを生み出す「心」というものを持っている人間は。

そんな、勝手だけど愛おしくて、リアルな人間の姿が見える歌だなぁ、と思うのです。

ちなみに、同じくYouTubeには、ボイストレーナーの「おしらさん」という方がやっている「しらスタ【歌唱力向上委員会】」というチャンネルがあります。この方は様々なアーティストの動画を見てその歌のテクニックなどを解説したりしているのですが、この「猫」も解説しています。ものすごく高いテンションで(笑)。これがまた見どころを増やしてくれるし、何よりおしらさんとまた動画を楽しみ直せるのが良いです。気になる方はこちらにも足を伸ばしてみてください!

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突然やってきた暑さは今日もまだ尾を引いていました。午前中に買い物に出たこともあって、今日のお散歩は夕方に。4時くらいになるとやっと空気も落ち着いて過ごしやすくなっていました。

ロシアンブルーの上品な猫が、あるお家の窓にピタリと張り付いていました。部屋の中をうかがうことはできなかったので、その猫が部屋の中の何を見ているのか分かりませんでした。もしかしたら写真のように部屋の中にも猫がいて、ガラス越しのデートでもしてたのかな?なんて思うのも、人間の勝手な妄想ですね。